100本目に伝説の映画、のついでに6回目の大つけ麺博2018。

TOHOシネマズ新宿入口エスカレーター脇に掲示されたポスター。 本日観てきた映画で、今年も無事に劇場での鑑賞回数が100に達しました――うち『爆笑問題withタイタンシネマライブ』が5回、東京03の単独公演が1回、合わせて6本のライブビューイングも含んでいるので、映画だけだとまだ3桁に達していないのですが、それでも節目は節目。例年、ギリギリまでは意識せず、直前になって節目に相応しい作品を選ぶ傾向にあるのですが、けっこうそれらしい作品が何かしら来てくれるものです。今年もちゃんとありました。

 出かけたのはTOHOシネマズ新宿です――あとのついでがあるので、
今月いっぱいは迷う余地がない。鑑賞したのは、アーサー・C・クラークの小説を映画界屈指の鬼才スタンリー・キューブリックが実写化、それをクリストファー・ノーラン主導でリファインしたものをIMAXでリヴァイヴァル上映した2001年宇宙の旅(IMAX)』(Warner Bros.配給)。デジタル化して最初の午前十時の映画祭で上映された際に鑑賞して以来なので約4年振り。

 ……解っていたけど、やっぱり眠いです。とにかく1個1個の描写が慎重で克明すぎて、テンポが間延びしすぎている。吟味して鑑賞するとその凄味は解るんですが、それでもこれで2時間超えはきつい。それでも眠気をこらえながら鑑賞すると、緻密すぎる描写にずーっと打ちのめされます。リファインされたことで映像がいっそう明確になり、それ故に50年前とはとうてい思えないクオリティも改めて実感できる。退屈なのはイヤ~、というひとにはお薦めはしませんが、映画としての価値を認めているひとなら、現代の品質で鑑賞しなおす価値は充分にあると思う。

 それにしてもこの作品、観に来るひとも特殊なのだ、と劇場に足を運んで実感しました。なにせ、上映開始を待っているあいだも、1時間25分ほどで挟まれる15分のインターミッションにも、会話を交わす声がまったく聴こえてこない。“THE END”が出たあと、場内が明るくなってもしばらくは『美しく青きドナウ』が流れ続けているのですが、最後まで席を立たないひともかなりの数存在してる。どのひともなんだか鹿爪らしい表情ですし、やっぱりこの映画を好きで観に来るひとはちょっと変わってる。

おいしい野菜を使ったみそらあめんのお店 すみれ津本店の新 みそ2、あおさのり&コーントッピング。 鑑賞後はまたしても大つけ麺博へ。雨は小休止のようですが、肌寒くなったせいか、それとも昼食時を過ぎたせいか、あんまり人出はなく、非常に買いやすかった。

 本日選んだのは、おいしい野菜を使ったみそらあめんのお店 すみれ津本店の新 みそ2。実は、このあいだ食べた癒庵のお隣のブースです。癒庵で並んでいるとき、隣で盛んに「トッピングはあおさのりがお薦めです~」と呼び込みをしているのがずーっと耳に入っていて、あおさのりが欲しくなってしまった。当初は別の店を候補に考えていたのに、会場でそのことを思い出して、こっちに切り替えてしまいました。トッピングは、味噌ラーメンなら入ってると嬉しいコーンと、当然のようにあおさのりです。

 これがまた、非常に私好みでした。味噌と背脂でコクはあるけど、野菜から摂ったスープが優しく、スッキリしている。移動時間を考慮してあえて固めに茹でている、という麺も、食べ始めるときには適度な弾力でいい食感。トッピングのコーンが最後まで歯応えと甘みを加え、更にあおさのりが適度な苦みを添えつつ脂っ気を押さえてくれるので、スープも最後まで飲めてしまう。身体のことも考えて、普段はスープは残すようにしている私ですが、勢いがついてしまい、飲み干してしまいました。これは、本店に足を運んでみたくなりました――三重なんで、なかなか行くきっかけが掴めなさそうですが。

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