最近は火曜か木曜日に映画を観に行くのに慣れてきた代わり、暑い中に出かけるのが億劫で、週末は飛ばしてしまうことが増えてます。今週も、そんな感じになりそうだったのですが、本日封切りの作品のスケジュールを調べてみたら、どうやら午前中に行って帰ってくることが出来そうな枠がある。そう気づいたら、もはや観に行かずにはいられない。というわけで、ネット経由でチケットを確保のうえ、暑いなかを自転車にて移動。
約1ヶ月ぶりのTOHOシネマズ上野にて鑑賞したのは、『サマーウォーズ』『バケモノの子』の細田守監督最新作、男の子が未来の妹や人間となった飼い犬とともに、日常の裏側で繰り広げる冒険を空想的に描いた『未来のミライ』(東宝配給)。
『サマーウォーズ』以降どんどん如実になっている、細田監督お得意の“家族”を、たぶんいちばん現実的に、けれど実感的に描いた作品。面白いのは、ファンタジー部分を取り除いた子供の反応、変化が極めてリアルだということ。身近に子供がいる、或いは子供を観察してきたひとならけっこう納得するところの多い内容だと思います。ユーモアをちりばめ、構成はとことん現実に則しつつ、アニメーションらしい映像を展開していて、個人的には最近の2作品より好き。
午後からの用事のあいだにちまちま感想を書き進めた結果、もうほぼ書き上がったのですけれど……どうも、今年に入って鑑賞した別の作品と通底するところがある、と気づいてしまって、宿題になっているそっちの感想を先にアップしなきゃいけないかな、と思い始めてしまった。ちょっと時間が空いていて、再鑑賞せずに書けるかどうか解らないので、その辺を確認してから検討します。とりあえずお預け。
午後の用事との兼ね合いもあり、余計なことをしている時間はないので、映画鑑賞のあとはふたたび自転車を漕いで、まっすぐ帰宅。
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