開司は首魁である会長を相手に、最後のギャンブルに挑む。細工がうまく機能するように、丹念に戦略を積み重ねて、必勝を期する開司だったが、布石がことごとくうまく行ったかと思ったとき、会長が条件を突きつけてきた……
前回の時点で開司の計画に幾つも穴があったために不安があったのですが、しかしいざ観ると、やっぱりこの段階でも猛烈な駆け引きが主体になっていて見応えは充分。いやむしろその場の思いつきで、粗があるからこそ緊迫感が募っているようです。
個性的な絵と極端な演出故に普段はただただ圧倒されているだけなのですが、今回は珍しい小道具が幾つも登場したために、意外と不自然なところが目についてしまいました。ティッシュペーパーの箱をためつすがめつする会長の手の動きとか、ティッシュペーパーを抜き取る部下の手の速さとか……言い換えれば相変わらずそのくらいしか粗が目に留まらないわけですけど。
そして来週は遂に勝負、この作品も残すところあと2回だと思うのですが……最後は凄いためてきそうだなー。
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