きのう鑑賞した分の感想も手つかずのまま、またしても映画鑑賞へ。仕方ないんです、今日も封切りがあるもので。
有楽町まで出て、ビックカメラを散策して時間を潰したのちに、この界隈である意味最も個性的な劇場である銀座シネパトスへ。場所が場所なのでそんなには入っていないだろう、と高を括っていたら、もう最前列ぐらいしか残っていない混雑ぶり。私は最前列だろうと気にしませんが、さすがにちょっと吃驚しました。
鑑賞したのは、ジェイソン・ステイサムにライアン・フィリップ、ウェズリー・スナイプスという個性派俳優3人が、目的不明の銀行襲撃を軸に絡みあうクライム・アクション、『カオス』(Art Port・配給)。もともとけっこう込み入ったシナリオだと聞いていたからこそ優先して鑑賞したのですが、予想以上に優秀な出来でした。あまりに細かい伏線を鏤めすぎて、ところどころで破綻を来しているのですが、外枠のアイディアとそれを支える構想は出色で、役者の使い方も見事。カーチェイスや銃撃戦の緊迫感、迫力も充分であり、満足度の高い充実した娯楽映画です。かなり幅広い層にお薦めできる、珍しいタイプの映画。詳しい感想は後日、このへんに。
帰宅後は溜まっている感想を片付ける――つもりでしたが、そうでなくても気怠いところへ、『地獄少女』三本立てなんてやる羽目になってしまったので、もう気力が残ってません。本日鑑賞分も含め、明日以降順次アップいたします。
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