『ケータイ刑事 銭形泪』#2 海王星人は実在する〜未知との遭遇殺人事件

 昇進試験合格を目指して五代刑事(山下真司)が訪れたのは、100%合格する会――と思いきや、何を勘違いしたのか、誤って“100%宇宙人に会える会”であった。落胆して出て行ったしばしあと、その“100%宇宙人に会える会”会長の鈴木郁夫スピルバーグが突然全身に炎を帯び焼死するという事件が発生する。宇宙人の仕業か、などと会員が騒ぐなか、銭形泪(黒川芽以)はトリックの存在を感知する……

 相変わらず女子高生が刑事である必然性が感じられない、のはまだいいとして、泪の推理まででは故意の立証が出来ていないので、謎解きとして不完全すぎ。事情聴取のシーンが意味もなくアブダクションのイメージ映像みたいになっていたり、検証と称して繰り返し召喚儀式をやったり、というお遊びは好きなんですけど。あと、わたしが堀北真希贔屓だというのを差し引いても、泪の個性や可愛らしさを活かした場面が少ないのも問題です。相変わらず、このチープな作りは基本的に好きではあるんですがー。

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