前の戦いでようこに狙い撃ちされたともはねは、ようこに復讐しようと単身訪れるが、折悪しくようこは定期検診のためなでしこと連れ立って外出中であった。成り行きで啓太と話していたところへ、色々なものを接着してしまう悪さを働くムジナを追って仮名が乱入、よりによって啓太とともはねがくっつけられてしまう――
作画は崩壊傾向ですが演出的にはけっこう面白い箇所が幾つかありました。現在のカメラアングルでそのまま過去を捉えるくだりなどは秀逸。他方、ギャグにするつもりだったのだろうけれど著しく外している箇所が多くて何か居たたまれなくなったり。とりわけ終盤のともはねひとりでの追跡は、オフビートすぎて全般に微妙な仕上がりでした。エンディングテーマを外してまでああいう構成にする必要があったのかも不明です……あのともはねの追跡劇の呼吸を整えれば、外さなくても済んだんじゃないのか?
また、描写の説得力がいちいち不足気味だったのも残念。特に終盤のアレは、啓太がズボンを脱ぎさえすれば良かったように思うんですが……それが通らなかったら用も足せないでしょ?
ノリとしては最初の2話に近い雰囲気がありましたが、ネタはより上滑り気味でいまいちの回でした。
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