相変わらず眼の調子の悪さに悩まされていますが、そこはそれ、フリーパスを無駄にしないために今日も映画館詣でです……が、実は今日はフリーパスが効かない作品だったりします。でも期間限定なので、何とか時間を見つけないと逃してしまう。ネットでチケットを押さえて、朝一番で出かけてまいりました。
訪れたのはTOHOシネマズ日本橋。意図的にここで多く鑑賞するようにしていたとはいえ、オープンから2週間足らずでもう7本目、『LIFE!』の冒頭だけ鑑賞したのを省いても6本目で、早くも今年いちばん訪れた劇場になってしまいました。従業員の教育だとかオペレーションにはツッコミどころが多数ありますが、施設の作り自体にはそんな文句がないですし、この調子なら間もなくスタートする第2回新・午前十時の映画祭では六本木に代わるメイン館として利用しつづけていい、と思っているので(従業員の質、という意味では現状で六本木もどっこいだし……)、このまま今年いちばん訪れる劇場になるのも確実そう。
鑑賞したのは、計測データをもとに3Dで再現した史跡をめぐる、1時間足らずで旅行の疑似体験が出来るというちょっと新しい試み『シネマ・トラベル −映画館でみる世界遺産の旅− マチュピチュ・ナスカ・アンコール遺跡編』。
体感的な観光ガイド、という趣で、そーいう意味では映画でさえありませんけど、でも狙いはきちんと果たしている。観光客がなく視線は自在、天候も良好で、存分に史跡を鑑賞出来る。穿ちすぎず、でもちゃんと細かにツボを押さえた解説も付していて、短時間で観光気分が味わえます。こういう趣向は個人的に好き。可能なら他の史跡についても製作して欲しいところです――そもそも詳細なデータがないと作れない映像ですから、楽な作業ではないのは知りつつも。
どうやら作品はブルーレイ媒体での上映だったようで、他の作品では添えられているTOHOシネマズの告知映像がなかったり、上映終了後にブルーレイ上映用のシステム画面が表示され、しばらく場内の明かりが点かなかったり、と引っかかるところはまあありましたが、このくらいは良しとしましょう……っていうか、ブルーレイで上映するのはいいんですけど、終了後に表示されるシステム画面を観客に見られるのは恥だと思った方がいいです。どこでもこの手のミスはよくやるんですけど、ちょっと考えましょう。
作品自体は1時間足らず、ハシゴも可能なんですが、今日は『笑っていいとも!』グランドフィナーレの日。録画予約もしてありますが、折角なら生で見届けたかったので、買い物だけしてさっさと帰宅。
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