今週の《赤の50本》を回収するべく、夕方からTOHOシネマズみゆき座へ。
作品は、『48時間』のウォルター・ヒル監督、ストリートの青春模様をふんだんなロック・ミュージックで彩った『ストリート・オブ・ファイヤー』(パラマウント×CIC配給)。
お話としてはすごーく安直と言いましょうか、特に深みはない。しかし定型通りのようでいて逸脱した、印象的な人物が多く、勢いがある。そして音楽の使い方や構図、編集のセンスなど、まるで長尺のミュージック・ビデオにも似た格好良さがあります。ほとんど隙がないくらいに、絵面が終始決まっている。観ていて心の躍る作品です。しかし内容以上に、ウィレム・デフォーが若くて肉がついていることに感激してたりする。
来週はまた《赤の50本》はスルー予定です……『ライムライト』なので、もう1回劇場で観ても惜しくないんですが、また観たい作品が増えてきたので、重複はなるべく控える方向で。
コメント