レンタルDVD鑑賞日記その159。

 なぎさの誕生日の諸々を描いた第33話。京都への修学旅行でなぎさもほのかも舞いあがる第34話。成り行きでひかりも合流した修学旅行後半を描いた第35話。ぬいぐるみに間違われ拾われてしまったポルンとルルンの冒険を描いた第36話。以上、4話を収録。

 第33話は1年前をちょっと彷彿とさせる展開……ですが、この方面ではまったく前に進んでないんだななぎさ。藤村くんが基本、恋愛に関心なさそうで、かつほのかと絶妙な距離感を保ってくれていることに感謝しましょう。

 修学旅行を描いた前後篇は、この年齢、この時期ならやらねばならないネタなのでいいんですが……しかし、洋館の少年とひかりを絡めるのは如何にも無理があったかも。中学2年生が単身どうやって京都に……というのは、あまり世俗に触れておらず、あかねの手伝いで小遣いをもらっても貯めていそうな性格なのでまあ許容範囲ですし、洋館と現実世界とのリンクも意識的に曖昧にしているので、別に少年が忽然と現れても別におかしくはないんですが、どうも無理矢理感は否めない。

 ただまあ、まだ節目という意識が強いあたりだからか、絵のレベルは全体に保っているので好感度は高い。何より個人的には第35話のアクション部分にかなり感心しました。必殺技を巡るやり取りはずっとパターン通りだったので、このハッタリはけっこう効きました。

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