３日ぶりの映画鑑賞はTOHOシネマズ西新井にて、8月16日以来となるハシゴをしてきました。
まずは今年５本目となる３Ｄ映画、ピクサーの原点である人気シリーズ久々の最新作、あの動くオモチャたちと、成長した持ち主の少年との別れから始まる大冒険を描いた『トイ・ストーリー３（３Ｄ・吹替版）』(WALT DISNEY STUDIOS MOTION PICTURES. JAPAN・配給)。
ピクサー作品については新参者ゆえ、第１作・第２作は観た覚えがありません。評判が良かったので予習の上観ようかと思ってましたが、この際３作目からいきなり飛び込むのも一興、と挑戦。……うん、確かに、非常に綺麗にまとまってます。ルール設定が明確で、物語の構成が唸るくらいに巧い。およそ100分ちょっとの尺にみっちりと冒険が詰まっていて、飽きる暇もない。文句のつけようがない完成度なんですが、なんかその忌憚のなさ故に、私はどーも引っ掛かるものが足りない。形あるものすべて滅びる、というところまで持っていけば違ったのでしょうが、その一線だけは巧妙にはぐらかしているのも気になる。とはいえ、そういうポリシーをきっちり守っていることまで含めて、ピクサーらしい丁寧な職人芸は堪能できました。個人的には同じ３ＤＣＧアニメなら『ヒックとドラゴン』のほうを高く買いますけど、ハイレベルの勝負です。
２本目は、上に写真を掲げてあるとおり、『インセプション』(Warner Bros.・配給)再鑑賞です。……が、正直、今日はこれを観るべきではなかった。数日前から若干体調が崩れていて、それでもまあ日常生活に支障はなかったので気にも留めていなかったのですが、ここに来て急にダメージが襲ってきた。頭は痛いし眠気はひどいし、どーにも集中出来ず、伏線の再確認もままならない。とはいえそれでも叩き起こされる終盤30分が圧巻であるのは確かめられましたが、いくらテンポがいいとは言っても、これは単体で観るべきだったかも。
そろそろ新しい作業が始まるので、フリーパス有効期限はまだ残っているものの、ペースを落と……さないかも。気分転換と運動を兼ねて、週末の封切りは必ず押さえるつもりですし、あと２作ぐらい再鑑賞してこようかと。
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