遂にレンタルでアニメシリーズを借り始める、しかもよりによってプリキュア。私はこの辺から時々観るようになったのですが、ちゃんと順を追って観た覚えがなかったので。第1巻はのぞみとココの出逢いから、プリキュアが3人登場するまで。
とりあえず最初は顔見せ、そしてそれぞれがプリキュアに加わっていく経緯を示しているだけでとってもシンプル。のちに私を瞠目させた、ナイトメアのまるで企業戦士のよーな雰囲気はまだあまり強調されてません。既に“査定”とか“ただ働き”なんて単語が出て来てますが。
しかしこーやって観てみると、みんな意外と簡単な理由でプリキュアになってたのにちょっとびっくり。そして案外キュアルージュ誕生のきっかけが消極的だ。流されてるぞ娘さん。
とまれ、散発的にとはいえずっと観てきて、映画版までフォローしているくらいなので、基本的に問題なく楽しめました。以後も時々借りて、ちゃんと全話観ておこうと思います。
- 『BONES―骨は語る― Season1 Vol.1』(20世紀フォックス ホーム エンターテイメント)
また新しい海外ドラマを観始めました。骨の鑑定に秀でた法人類学者テンペランス・ブレナンがFBI捜査官ブースとともに難事件を解決していく1話完結形式のミステリ・ドラマです。映画はけっこう無節操に観てるのに、ドラマはなんとなくミステリものばっかりなのは、やっぱりこーいうのがいちばん好きだからでしょう。
骨の状態から被害者の素性は無論、死んだ時の状況を復原していく、一般人には理解不能のロジックを用いた謎解きは『Dr.HOUSE』と同じくホームズの系譜を辿っているようですが、あちらと異なるのは、人柄の狷介さよりもバディものとしての側面をクローズアップしている点でしょうか。はじめからブレナンとブースの過去を随所で仄めかし、両者の奇妙な関係性と少し変わった会話で魅せています。
本来捜査官でないブレナンを事件に関わらせるための手管であるとか、骨格から3Dスキャニングを駆使して被害者の全体像はおろか犯行の状況を再現するくだりとか、けっこー行きすぎた虚構も目立ちますが、そのくらいしているからブレナンの過剰なスーパーウーマンぶりもあまり誇張と感じない――それでも、素人でしかも女性なのに勝てる男性がいない強さは若干やり過ぎの感はありますが、1話1時間の尺でサスペンスも入れると、ひ弱ではピンチが多すぎるので、実はこの匙加減でいーのだと私は思う。
こちらもけっこう面白かったので、少しずつ観ていきます。……いや、特定のシリーズを固め打ちしてると、いくら面白くても飽きてくるのでね。
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