定額レンタル第8便その2。

 あした、明後日と劇場に足を運ぶつもりなので、その前に先日届いた定額レンタル第8便の残り1枚を今日観てしまおう、と数日前から決心していたのに、昨晩なかなか眠れず、午前中少しだけ寝て調整しようとしたら寝過ごしてしまい、観る前に作業を一段落させる目論見が崩壊。しかし、昨日今日と立て続けに届いた本のカバーかけも済ませねばならなかったので、そのついでに鑑賞してしまいました。

 今回の作品は、間もなく最新作『レスラー』が日本公開となるダーレン・アロノフスキー2006年の作品、複数の時代・世界観に跨って、愛と喪失の悲しみを幻想的に描き出したファウンテン 永遠につづく愛』(20世紀フォックス・配給&映像ソフト発売)

 やたら複雑に思えるんですが、基本は献身的な愛と、逃れられない喪失を、ひとりの男の目を通して多角的に描こうとした話……と観ていいと思うんですが、作中ではきっちりした結論を出していないので、結局は観る側の解釈に委ねた作品のようです。だから、狙いはシンプルでも、解り易いラヴ・ストーリーを求めると、抽象的すぎてわけわかんね、で終わってしまう可能性が高い。ただ、ヒュー・ジャックマンの演技が印象的なので、場面場面の感情を素直に受け入れられる人なら感動も出来そう。いずれにしてもやたら癖があるので、なかなか人にお薦めするのは難しい作品です。私はけっこう好きなんですが。

 作業を一段落させることと、あした以降劇場で鑑賞する映画の感想を優先するつもりなので、詳しい感想はたぶん早くても日曜日ぐらいになります。

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