とりあえず一本。

　明言した通り、本日は仕事はおやすみ。休みったら休み。主な理由は夜にある例のイベントなわけで、今日は久々についでの映画鑑賞をしてくるつもりなのですが、週末ですし、このところきっかけが掴めず平日に遠出が出来なくなっていることもあって、朝も一本消化してくることに。

　晴天なので本日はバイクにて、はるばる豊洲まで。しかし師走に突入したからか、途中の銀座や築地界隈が大混雑しており、予想外に時間を食って、到着したのは上映開始ギリギリ。それでも途中で席を立つのは業腹なので、予告編はスルーして用足しを済ませる。我ながら手慣れすぎ。

　鑑賞したのは、リチャード・マシスンの代表作３度目の映像化、ウイルス蔓延により人類が死滅したニューヨークでひとり戦う男の姿を描いた近未来ＳＦ『アイ・アム・レジェンド』(Warner Bros.・配給)。きっと『アイ，ロボット』と同様の“面白いけどオレオレ映画”だろう、と高を括りつつ鑑賞しに行ったわけですが――見事にその通りでした。脚本は完成されているし、映像も洗練されているのですが、採り上げられた要素にまったく目新しさがない。オリジナルが先鋭的だったとしても、それがいま通用するか否かをあまり考慮していないように見受けられます。でもまあ、ありきたりの素材であってもきちんと消化はしていますし、終始観る者の関心を逸らさない工夫が凝らしてあるので、充分にいい出来にはなっているのですけれど。詳しい感想は後日。

　鑑賞後、同じ建物のほぼ正反対の位置にある東急ハンズに赴いてちょこっと買い物をしたあと、当初は秋葉原でCD１枚くらい買うつもりでいたのですけれど、各所の混雑に嫌気が差してそのまま帰宅。自宅近所のファストフード店で昼食を買い、家で食べたのち一休み。このあと、見出し部分だけアップしたら、映画感想の下準備をしつつ時間を潰して、またお出かけです。