本日は、予め舞台挨拶つきレイトショーのチケットを確保してあったので、日中は感想書きと作業に勤しんでおりました。……ついでにこのあいだ買った『アドレナリン2 ハイ・ボルテージ』を観てましたが。ああ、何度観てもやり過ぎだ。
夕食も自宅で摂ってから、電車に乗って渋谷へ。今回の劇場は、ちょっと久々となるシネクイント。到着してみると――ホールが文字通り人で埋め尽くされてました。エレベーターから出てもすぐに身動きできないくらいに。舞台挨拶の回はほぼ満場になることは予想がつくんですから、もー少し余裕を持ってスケジュールを組んでくれんだろうか。
作品は、スポーツジャーナリスト小林信也の実体験をもとに、『時効警察』などの塚本連平監督、脚色に『33分探偵』などの福田雄一、これが初主演となるさまぁ〜ずという組み合わせで映画化したコメディ『かずら』(KLOCKWORX・配給)。
まずは本篇の上映。スタッフがコメディ、というよりお笑いものに慣れている人ばかりなので、映画として不安でもコントとしては楽しめるだろう、と思っていたら、根っこはさまぁ〜ずのコントながら、ちゃんとコメディ映画として堅実な作りになってました。薄毛を隠す人がらみの描写がとてもリアルだけど自虐的ではないし、大変に気持ちよく観られる良質のコメディ。主演の三村マサカズが予想外の好演、大竹一樹もいい味を出していて、これはけっこう拾い物です。
舞台挨拶、登壇したのはヒロイン格を演じる芦名星と、主人公の同僚でちょっとしたポイントの役割を果たす井森美幸、監督の塚本連平。そしてMCはつぶやきシロー……以上。主演のふたりがいません。スケジュールの都合だそうです。承知してチケットを購入したのですが、あとになって2日遅れで舞台挨拶を行うと知り、ちょっと釈然としないものが。
とはいえ、ちゃんとこの日のためにビデオメッセージを用意していて、途中で上映された……のはいいのだが、これが予想外に長い。編集までしているのに、長い。しかも登壇したみなさんの話にMCのつぶやきがけっこう細かく口を挟むので、結果的にゲストの話はあまり聞けなかった気がします。まあ面白かったからいいんだが。
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