先週日曜日仕入れてきたのはこのチケットでありました。昨日とほとんど同じ時刻、デジャヴを覚えるくらい強烈に冷たい風を顔に浴びながらバイクを走らせて西新井へ。
というわけで鑑賞しました、劇場版としては1年半ぶりの最新作『秘密結社鷹の爪 THE MOVIE 3 〜http://鷹の爪.jpは永遠に〜』(DLE Inc.・配給)。詳しい感想はすぐあとにアップしますが、いい意味でいつも通り。前作より『鷹の爪』本篇が長くなっている分、ちょっとだれた感はありましたが、終盤の凄まじい盛り上げ方で帳消しです。
終了後、このシリーズの監督から出演まで担当しているFROGMANの舞台挨拶。1日で関東圏のTOHOシネマズ数館を立て続けに訪問する、という殺人的スケジュールのせいか、何を話すかあまり考えていなかったようで、正直まとまりはありませんでしたが、でも色々と大変なことはありながら作るのが愉しい、愉しんでいるという思いは感じられました。いや実際、ここまで様々な趣向を凝らしたらそりゃ愉しいだろうて。
折角の機会なので、と最後には観客からの質問を受け付ける、という、一般の舞台挨拶では珍しい流れへ。3人ほど手を上げた方が訊ねたのがことごとく製作費絡みだったのはどういうわけか。さすがに具体的な数字は上げていませんでしたが、全体で高級車3台買えるくらいだそうです。ということは、間違いなく『パラノーマル・アクティビティ』よりかかってるな。劇場版に先駆けてテレビ放映されていた『鷹の爪カウントダウン』では、劇場版第2作のネーミング・ライツを購入したサントリーが提供に加わっていない、というのを最終回までギャグにしていましたが、実はあれがけっこうマジだった、というのがこのくだりでいちばんの驚きでした。それ故に、テレビ版と同時期に制作されていた劇場版の協賛にもサントリーの名前がない。
舞台挨拶終了後、これも珍しい成り行きで、売店にてパンフレットを購入した観客向けにサイン会が実施されました。ここ数年TOHOシネマズにやたらと通い詰め、すっかり『鷹の爪』に親しんでしまった私としては並ばないわけにはいきません。なるべく多くの方に参加してもらうため、為書きもイラストもなし、という簡略なものですが、まあそこは仕方ありません。……ただ、パンフレットの表紙、今回の中心人物であるレオナルド博士の、やったら描線の太い絵の上にサインする形だったために、遠目には解りにくい代物になってましたけど。
ちなみに監督は今後もシリーズを継続する気満々だそうですが、『4』は数字が不吉すぎるという総統の意向で飛ばして、次回は『5』になるそうな。『9』も飛ばすそうな。……きりがないし解りづらいぞ。
コメント