オードリー強化月間第３弾。

　――というわけで今週も月曜日は午前十時の映画祭８を観てきました。

　いつものTOHOシネマズ日本橋にて鑑賞した今コマの作品は、先週に引き続きビリー・ワイルダー監督＆オードリー・ヘプバーン主演、純真な音楽少女がプレイボーイの富豪とひょんなことから真昼の逢瀬を重ねるようになっていくラヴコメディ『昼下りの情事』(松竹×セレクト初公開時配給)。

　いままでに観たオードリー出演作でいちばん好きな１本です。久々に観直して、やっぱり好きだなー、と思った。探偵の情報管理がザルだったり、色々とスキャンダルを引き起こしているくせにフラナガン氏不用心すぎ、とか気になることはあれど、シチュエーションを存分に活かしたユーモアと、意外なほど緻密な伏線が効いている。個人的には『ローマの休日』以上に“女優”オードリー・ヘプバーンの本領を引き出しているストーリーとキャラクターも秀逸ですが、あのプレイボーイがけっこう憎めない人物として描かれているのも巧い。初めて観たときも思ったことですが、あのカートのやり取りはやっぱり秀逸。今日も場内でいちばん笑いが起こってました。

　来週のオードリー強化月間最後の作品は、午前十時の映画祭初採用、『ローマの休日』のウィリアム・ワイラー監督作品『おしゃれ泥棒』……なんとなく、もーちょっとオードリーが続いてもいいんじゃない？　という心境になっていて、次が最後だ、というのが残念。

　本日も出先で食事をする気になれず、自宅から２番目くらいに近いコンビニに寄り道をして、軽めの食事を購入して帰宅、家でＤＶＤを眺めながら昼食を済ませました。