再開した途端に3日連続の映画鑑賞です……でも、昨日と今日の予定だけは動かせなかったので致し方ない。凄まじい湿度、雨降りの予報でも、ずらせませんから電車にて移動。
途中、銀座に立ち寄り、ちょこっとだけお買い物をしてから、向かったのは月島にあるブロードメディア・スタジオ試写室です。豊洲に行くときに毎回近くを通過してますし、前にも試写を観に来たことがあるので一切迷わず。ちょっとスクリーンは小さめながら、映写設備はなかなか――なんですが、今日の作品は3D上映、しかし採用しているシステムがXpanDだったのがちょっと残念。絶対に不出来だ、とは言わないんですが、貸し出し式のこのシステムは、通常の眼鏡を着用している者には扱いづらいのです。鑑賞中、ずーっと3D眼鏡を押さえることで、何とか最後まで耐えましたが、ちょっと配慮して欲しい。いちおう意見したところ、先方でもご理解頂けたようで、協議する意志は示してくれましたが。
作品は、R-18+という高いレーティングのハンデを乗り越えスマッシュ・ヒットを果たした生物ホラーの名品まさかの続篇、今度はあいつらが新設されたプールに出没して地獄図絵を描き出す『ピラニア リターンズ(3D・字幕)』(Broadmedia Studios配給)。
……予想以上にアホになってました。いや前作だってアホでしたが、今度は更に目的がエログロに特化していて突き抜けている。ホラーやスプラッタの定石を絶妙に引っかき回した怪作『ザ・フィースト』を手懸けたスタッフだけあって、ストーリーを組み立てることを捨てた一方、お約束を押さえつつも意表をつく手管がうまい。やり過ぎで、よほどジョークを解する人でないと気分を害する恐れがありますが、そんなひとは予告篇やポスターを観た時点で避けるでしょうから何も問題はありません。ただ、前作もそうだったように、これは言葉の壁を意識せず扇情的なヴィジュアルに浸るのが正しい見方だと思われるので、吹替版で観るほうがいいかも。私も出来れば劇場公開後に吹替でもー1回観たい。ひとには迂闊に薦めないけど、こういうのも好きです。
諸事情から午前中は手一杯、仮眠のあとはこれで出かけていたので、再開したばかりの映画感想はさっそく1回お休みです。
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