『絶対可憐チルドレン』15th sense.「金科玉条!逃げちゃダメ!!」

 コメリカエスパー・グリシャム大佐が逃亡、日本に潜伏した。協力を求められたB.A.B.E.L.は総力を結集して追跡にあたるが、コメリカ側から派遣されたのは、かつて温泉街で接触したことのある二人組で、片割れのメアリーは能力の傾向が近しい薫と対立、日本側の布陣に不満を漏らす。局長らの説得でどうにか共同戦線を取るが……

 演出が下手くそだなあ……グリシャム大佐が薫相手に用いた策略はちゃんとユーモアを表現できるよう伏線を用意したり、間をきちんと設けなければ効果がないのに、ほとんど考えなしにやっているから意味不明なだけになってしまいました。

 相変わらずB.A.B.E.L.の勢力が序盤に紹介された他にはいないように見えるとか、幾らなんでも全登場人物が精神年齢が低いのはどーだろう、というのはもう諦めるとしても、その枠内でもいまいち演出や話運びに説得力がないのはさすがにまずい。絵がよく動いている分だけ、却ってその辺が辛い仕上がりでした。

 グリシャム大佐編の決着は次回に持ち越し。

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