本日の見出し

1234

1234

『Senri Premium』からの引用、最後の1枚は、実はこれこそ7枚組の復刻を購入したいちばんの動機だった傑作『1234』から、いきなりアカペラから入る沈鬱なトーンの1曲を。

 当時からこれが名盤だという話は聴いていて、いちど大江千里をちゃんと聴いてみたいと思い、初めて購入したのが当時リリースされたシングル『これから』だったのですが、名盤と言い条、この名曲が収録されていないのでは、と思い見送って、結局そのまんま。最近になってにわかに聴きたくなってきたのですが絶版状態、そんな矢先にリリースの報せが届いたので、思い切って注文してしまったわけです。結果として、他のアルバムも思いの外完成度が高かったので後悔はありませんが、しかしその中でもこの『1234』の完成度は異常。1曲として緩みがない。『これから』ももの凄い傑作ですが、あれが入っていないというだけで避けたことを今更ながら悔やんでます。

 オープニングの『GLORY DAYS』や槇原敬之がカヴァーした『Rain』もいいのですが、見出しに引いた曲はのちの『文化祭』にも通じる沈鬱な曲想がツボでした。

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