ゴルゴがヨルダン国王特使の暗殺を依頼された。国務省はそれを妨げるために、若くしてオリンピック候補にも数えられ、豊かな実績を備えた狙撃者カッツ・ドーベルを雇い入れる。口の利き方は不遜だが、しかし彼はプロフェッショナルらしい洞察力でゴルゴの予備工作を見抜いていく。完璧に封鎖されたかに見える空港内で、ゴルゴはどのように立ち回るのか……?
カッツが若さのわりに異様に顔が濃いのが気になって仕方ありませんでした。
最初の頃のような話作りの無理は感じなくなりましたが、もともと巧くなかった3Dとの合成がどんどん拙くなっています。空港上空をヘリが飛ぶ場面なんか、遠近感が解らなくなるほどでした……。
今回もゴルゴの超人的な狙撃術と予想能力が活かされた話ですが、しかしさすがにちょっと行きすぎという気はします。カッツの死にざまは悪くないのですが、トリの絵の稚拙さもあって、もーひと味足りない印象でした。
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