本当に、金曜封切りが増えました。

 私が映画道楽に嵌り始めたあたりから少しずつ増えていた金曜封切り、最近はチェックしている作品の1/4ぐらいでこの手法を採り入れている気がします。今日も、楽しみにしていた作品が上映開始となるので、一昨日に入手してあったチケットを懐に日比谷へと赴く――何の疑問も抱かず、自転車で。正直、この界隈のほうが西新井に行くより楽です。

 鑑賞したのは、『イン・アメリカ 三つの小さな願いごと』のジム・シェリダン監督が、デンマークの映画『ある愛の風景』を、アメリカを舞台にリメイクしたマイ・ブラザー』(GAGA・配給)

 監督の『イン・アメリカ』もそうですが、脚色を担当したデヴィッド・ベニオフの『25時』という作品もまた個人的に思い入れのある作品ゆえ、私にとってはたぶんハズレではない、と信じて鑑賞しましたが、期待通り。感情を揺さぶる力強さを備えた秀逸なドラマでした。戦争を経て表情も物腰も激変してしまう兄を演じたトビー・マグワイアは言うまでもなく、乱暴者が次第に優しい表情に変わっていくさまを丁寧に見せたジェイク・ギレンホールも素晴らしい。賞レースを派手に賑わせた、というわけではないのですが、私はこの映画、高く買います。

 鑑賞後は、昨日鑑賞したDVDを返却しにTSUTAYAに寄ってから帰宅。さすがに連日、自転車でそれなりの距離を移動し続けた疲れなのか、午前中はやたらと胃に負担を覚え、現在はだいぶ恢復したものの、ちょっとぼんやりしております。作業も連絡も滞ってますが、今夜は早めに休んで体力を取り戻したいと思います――習慣づけて身体を鍛えるのもいいのですが、限度はわきまえよう、うん。

 だから、というわけではありませんが、明日も観たい映画は封切られるものの、少し家でじっとしていようと思います。いちばん気になるのは『告白』なんですが、初日はそれこそ混みそうだもんなー。

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