『アポカリプト』ブロガー試写会at東宝東和試写室

 お仕事のほうは故あってちょっと余裕が出来たので、完了はしてませんが、気分転換も兼ねて、当選していた試写会に足を運んできました。ブロガー限定の試写会ということで、感想をアップすること前提としているためか会場は配給会社である東宝東和の持つ小さな試写室。まあさすがに見やすいですし、周囲がある程度映画を見慣れている人なのでマナーの悪さに煩わされることもなく、プレスシートも頂戴できたので、ふつうの試写会よりずっと気分はいい。

 作品は、『パッション』によって話題を攫ったメル・ギブソン監督が、全篇マヤ語、ロケと大規模なセットを駆使して現代にマヤ文明生活様式を再現、その見慣れない世界を舞台に荒々しくも生々しいドラマと迫力充分のアクションを描いた大作アポカリプト』(東宝東和・配給)

 で感想はというと、――待遇が良かったからおもねるのではなく、掛け値無しに傑作だと思いました。だいたい時間と予算をかけて、克明にマヤ文明を再現しようとしたその心意気だけでも充分に観る価値はあると思うのですが、本編はそれに加えて物語が洗練されている。話運びは直線的でもディテールに重みがありますし、伏線が整っているので、予想通りであってもカタルシスは大きい。映画として作られる意義も、劇場で観る価値も充分にある作品です。

 いちおうブログ用の素材ももらえましたし、感想をトラックバックする先もメールにて報せて頂いているのですが、さすがに現状でいつものように細かく感想を書く余裕はないので後日、トラックバックなどもまとめてその時に行います。その代わり、いつもは本体のホームページにhtmlで置いておく感想を、これに限ってこちらに掲載しようと考えているので、下にエントリー用のスペースだけ用意しておきます。……実のところ、映画感想もこっちに掲載することをいま考えてはいるのですが、まだ書式が固まらないので、とりあえず今回限りのつもりで。月が明けたら気持ちが変わってる可能性もありますが。

 ……さて、仕事に戻らんと。

2007/06/07追記:感想は、書き上がったその日のエントリーとして扱うことにしました。というわけで、詳しい感想をご覧になりたい方は、下のトラックバックのところから、20070607付のエントリーに移動してください。

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