友達に戻ったはずむとやす菜。純真に喜ぶはずむに対し、とまりは複雑な想いを抱く。はずむとやす菜は放課後、友達として一緒に遊びに出かけるが、ふたりは奇妙な雰囲気に……
メイン・キャラクターが出揃って、ここから話が盛りあがっていくところ……ですが、ちょっと甘酸っぱさよりも、表現の拙さ故の痛々しさが先立ってしまっている印象が強い。全体にわざとらしく、描写の間も雑でした。人物のアップが意味もなく挿入されるのも、変な半端さを際立たせているだけです。
前回まで安定志向だっただけに、絵的に崩れ出すと辛いものがありますが、4話目にしてその兆候が強まりました。特に後半、回想シーンでやす菜がフルートを吹く手、肘から先だけが波打って動いているのが不気味で仕方ありませんでした……か、描いている段階で気づかなかったのか?!
ここから物語が本格的に動き出す、という重要な回だけに、演出や作画の微妙さが鼻について仕方ありませんでした。脚本的には、ややモノローグに頼りすぎという点を除けばいい曲だと思うんですが。
どうでもいいがはずむの親父、観てるといちど殺してやりたくなりますな。性別が変わったと言い条、実の子供だろーが。煩悩メインでどうこうしようとすんじゃないというに。
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