小夜たちはふたたび沖縄を離れ、今度は一路ロシアへ。悪天候で空路が使えないため、シベリア特急でエカテリンブルグを目指す一行だったが、思いがけず車内で翼手の急襲を受ける――
うーん、まだ展開がスローだ。今回は作画が序盤を思わせるハイレベルで安定し、脚本・演出の呼吸も恢復しましたが、やっぱりいささか速度が不充分。ここに来てにわかに接近したハジとリクの交流や前半の締め括りにおける思わせぶりな描写、後半部の激闘など、今回は見せ場も多いんですけど、シリーズものである以上全体を俯瞰せずにはいられないわけで。特にもういい加減カイは何か、自分に出来ることを見出してもいい頃だろうに、その辺がどうにももどかしい。
次週は遭難した人達の話。……毎回引きは悪くないのに、進展した気がしないのがどうにもなー。
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