日本ご当地ラーメン総選挙、初日に行ってきた。

 昨日の映画鑑賞のあと、向かったのは大久保公園。この時期恒例の大つけ麺博……ではない。それはまだ1週間後。その前哨戦のごとく、《日本ご当地ラーメン総選挙》と題した別のラーメンイベントが開催されているのです。東京ラーメンショーと大つけ麺博のコラボ企画だそうで、せっかく相次いで実施されるのならこっちも覗いておこう、とわざわざ映画鑑賞のスケジュールを合わせたのでした。

日本ご当地ラーメン総選挙、大久保公園入口に掲げられた看板。
日本ご当地ラーメン総選挙、大久保公園入口に掲げられた看板。

 会場が一緒、なおかつこのイベント終了から中2日で今年の大つけ麺博が始まるため、恐らく調理ブースやテント、座席などの設備は転用するのでしょう。
 しかし、だとしたら残念ではある。昨年の大つけ麺博は、まだコロナ対策が強めに敷かれていたこともあって、接触を最小限にするべく支払は電子マネーに限定されていましたが、このイベントでは旧に復し、現金で食券を購入して、ブースで交換する形に変更している。使えるのはどうやら交通系電子マネーのみらしい。
 個人的にもっと残念だったのは、敷地内のドリンク自販機がぜんぶ撤去されていたこと。重めの基礎疾患ゆえに、食事ごとに薬をたくさん飲まねばならない私には飲み物は必須。しかも、料理を頼んだら、セルフでテーブルまで持っていくシステムですから、ひとりでの訪問が基本の私にとって、片手を塞ぐ蓋のない容器でしか飲み物が確保出来ないのはなかなかに困りものなのです。今日は初日でなおかつ平日、まださほど混み合っていなかったので、購入した黒烏龍茶を座席確保のつもりで置いて、ラーメンを交換しに行きましたが、もし大つけ麺博でもこのシステムのままなら、別のところでペットボトルの飲み物を確保する形にするべきかも。

日本ご当地ラーメン総選挙、あじ庵食堂ブース前に掲示されたポスター。
日本ご当地ラーメン総選挙、あじ庵食堂ブース前に掲示されたポスター。

 タイトル通り、このイベントは日本各地にあるご当地ラーメンから最高のいっぱいを決める総選挙、ということらしい。予選を経て選ばれた10種のラーメンの代表が出店している。で、各店舗で食事すると、食券の一部を専用のコインと交換でき、客が気に入ったお店に投票し、その枚数で順位を決める、という仕組み。
 ですからぶっちゃけると、私がきょう来たのは、ふくしま館でずーっと楽しんでいる喜多方ラーメンに投票すること、だったのです。だから、脇目もふらず……とはならず、こちらもそれなりに思い入れのある佐野ラーメンとか札幌ラーメンとかに目移りしたのも否めませんが、けっきょくは初志貫徹。

あじ庵食堂の喜多方ラーメン、トッピング岩のり。右はドリンクブースで購入した黒烏龍茶。
あじ庵食堂の喜多方ラーメン、トッピング岩のり。右はドリンクブースで購入した黒烏龍茶。

 今回出店しているあじ庵食堂、実は昨年の大つけ麺博で食べてる。だから味は解っている。ていうか私、前回も岩のりの多さに驚いてるよ。
 ただ、今回はこっちの体調と合わなかったのか、やや塩辛い印象でした。最終的にスープを吸わせる味玉も仕入れなかったので、スープを完飲するところまで及ばず。岩のりも少し余らせてしまって、なんか悔しい。

 今日が初日、そして特に何もない平日の真っ昼間であることを思えば、客が少ないのは当然なんだけども、それにしても少々、雰囲気が暗かったのが気になりました。自販機を撤去したのがイベント側なのか公園側なのかは解りませんが、あんまり愉快ではなかったし、それも含めて雰囲気が悪い。当初は、土曜日にも予定を作って訪れようか、と考えてますが、やや気が引けております。
 もし大つけ麺博も同じようなシステム、雰囲気だとしたら、例年ほど私は楽しめないかも知れない。その場合、今月から来月半ばの動きがだいぶ変わってきますが……はてさて。

 何はともあれ、今回いただいたあじ庵食堂の実店舗の地図は貼りつけておこう。

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