ちゃんと発売日に届いていたのに、なんで今日までネタにしてなかったか、というと――遊ぶのに時間を割いちゃってたから。
確かに、リリース当時は夢中になって遊びましたが、あれからだーいぶ経った。さすがに細部は朧気だけど、いちど遊んでいるのだから、そこまで没頭はするまい、と高を括っていたら、甘かった。
『オクトパストラベラー』に倣うHD2D方式による映像は、当時の雰囲気を留めながら立体的で美しいし、ちゃんと動きの演出のある戦闘は眺めているだけでも楽しい。何より、当時はドット絵からイメージするしかなかったフィールドと各地で起こるイベントの鮮やかさ、壮大さが素晴らしい。
しかも、朧気に覚えている、というのは本当に朧気なので、現在の技術で演出されたストーリー、冒険は郷愁を誘うけれど新鮮で、始めたらなかなか止められない。折に触れ起動し、枕元にSwitchを置いて就寝間際にもちょっと触り、なんてやってたら、月曜日には船を手に入れて、冒険が更に広がってしまった。
……ただ、実はここからが鬼門です。ここまで来ると、次にどのイベントを解決していくのか、というのは基本的にユーザーに委ねられるのですが、この自由度の高さが、社会人としてははぐれ者である私にもちょい厳しい。ルーラの消費MPが0になったので(昔はちゃんと消費していた……はず)、いちど行った町やダンジョンなどには呪文1発ですぐ移動できる。しかし、訪ねたことのない土地には飛べないので、どうしたっていちど、世界中をしらみつぶしに探さねばならない。幾ら世界地図が参照しやすいからって、難易度設定によっては次の目的地にポインタがつくからとはいえ、広大な大海原をウロウロするのはなかなかに大変です。実際、私自身も、近年の作品にはだいたい手をつけているものの、この舞台が急激に広大になっていくあたりで、面倒になってやめてしまうケースが多い。
しかし今回、けっこうしっかり遊んでしまってます。船を入手し、海を自由に行き来できるようになると、とりあえず岸からすぐに行ける町などはひととおり網羅し、探索を繰り広げてます。既にジパングは救ったぜ。
……とは言うものの、ちょっと時間を取られすぎである。この数日、ちょっと体調的にもいまいちだったこともあって、手慰みに遊んでいたせいで、思った以上にかかりきりになった感がある。そろそろ作業に注力しなければ……進展ぶりやコツを忘れぬよう、ちょっとずつ触りつつ。
このページで利用している株式会社スクウェア・エニックスを代表とする共同著作者が権利を所有する画像の転載・配布は禁止いたします。
© ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SPIKE CHUNSOFT/SQUARE ENIX
コメント