『電脳コイル』第3話 優子と勇子

 優子が転校先に初めて登校したその日、デンスケが謎のモジャモジャに攫われてしまった。フミエとともに追跡を始める優子だったが、同時進行でサッチーに追われて、東奔西走する羽目に。そして優子は、何故かイリーガルを追いかけているらしい勇子と巡り逢う……

 未知のガジェットを駆使した冒険活劇としての性質がいよいよ強まって見応え充分。やっぱりジュヴナイルとしての冒険モノは、如何に不思議なモチーフを採り入れ、それを自然に描き出すかにかかっています。設定に対するこだわりが半端でないので、様々なモチーフがよく活きているのです。

 依然として目的の窺い知れない勇子ですが、彼女と優子とが絡んでいくくだりの演出が巧い。最初は勇子の策謀によって優子が誘導されるかたちで巡り逢い、2度目は今日日珍しいくらいの御都合主義。しかしこの両極端さがいいコントラストとなって、勇子の存在を印象づけてます。

 来週あたりからは更にこんがらかってきそうですが、はてこの話、どちらへ進むのやら。

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