先日、私の母が、今年やって来た3匹の1匹であるなっちゃんを見ていて、呟いた。
「この子、マンチカンに似てない?」
もしかしたら血筋にあるのかも、と受けたものの、私はそこまでしか考えなかったのですが、昨日、母が空き時間にネットで調べてみたところ、本当にマンチカンらしい、と言い出した。
私も検索をかけて確認してみたら、どうやらマジらしい。
マンチカンと言えば、脚の短さで有名ですが、実は子供の8割は長い足で生まれてくるらしい。短い足の子どうしで交配させていると、近親交配による病気の危険もあるため、いわゆるブリーダーでも基本的に短い足の子と長い足の子を掛け合わせており、長足の子の方が多く生まれるらしい。
社交的で好奇心旺盛、ひたすら遊び回る一方で、飼い主には思いっきり甘えてくる、という性格も一致してますし、何よりも鳴き声です。なっちゃんは相前後してやって来たマリちゃんやチコちゃんのように長く鳴くことはせず、小さな声でニャ、ニャ、と短く区切るように鳴くのですが、これもまたマンチカンの特徴と一致している。
3匹の子の移住を仲介してくれた方に確認すると、どうもなっちゃんが先の飼い主の元にやって来たときは掌サイズだったそうで、何故こんなに大きくなったのか不思議に思っていたとか……まあ、それを言ったら、我が家で最初に飼った子を保護したときも、やっと掌からはみ出すくらいだったので、産まれたときの様子次第だとは思いますが、その方の印象からは納得出来るフォルムだったのでしょう。
短足のマンチカンは、小さい割りに激しく動き回るので、ヘルニアなど足腰に関わる問題を考慮する必要があるそうですが、足の長い子はそういう心配はなく、普通の猫と同じらしい。気にするべきは肥満らしいのですが、なにせ我が家はいちおう一軒家、この子達が前に暮らしていたマンションより広く、そこを好き勝手に駆け回っている。3匹とも、我が家にやって来たときより痩せましたが、みんな普通に元気です。特になっちゃんは、激しい足音を立てながら楽しげに階段を上り下りしているので、たぶんしっかりとカロリーを消費している。
来歴までは確認出来ないので、実際のところは謎のままですが、とりあえず我が家では、なっちゃんをマンチカンに認定します。何にせよ、この子は可愛い。他の子も可愛いけど。
君、マンチカンだったのか……?!
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