……はい、単なる言い訳です。前々から観たかった映画を最近、後回しにせざるを得ない状況が続いているので、取り急ぎ潰しに行ってきた次第です。そろそろ年末なので、ものによっては来月上旬ぐらいまでは保つと解っているのですが、お目当てが残っているとは限りませんから。
先月以来となるバイクでの移動、だったのですが、今年いちばんの冷え込みのために風が顔に当たると痛い痛い。とはいえ場所は西新井、自宅から距離はそう遠くないのに電車賃はいくぶん嵩むので、バイクで行ける陽気ならそのほうがいいのです。寒いくらいの方が目が醒めていいのだ。
鑑賞したのは、『コラテラル』のマイケル・マン監督、ハリウッドきっての異端児ジョニー・デップ主演で、実在した伝説の銀行強盗犯ジョン・デリンジャー晩年の姿を描いたドラマ『パブリック・エネミーズ』(東宝東和・配給)。
面白かった……のですが、あまりに期待通りだったので、微妙に物足りない。マイケル・マン監督によるアクション映画の要素をきちんと押さえ、相変わらずジョニー・デップは唯一無二のオーラを放って惹きつけてくれるんですが、どちらも予想した通りの仕上がりで、あまり突出した部分がないのです。とはいえクリスチャン・ベールもマリオン・コティヤールもきっちり魅せてくるし、ドラマとしての完成度は高いので、観て損はないと思います。
鑑賞後、行きつけの蕎麦屋にて昼食を摂り、ついでに年越しそばの注文。本題を済ませたのでまっすぐ帰宅し、一眠りしてリフレッシュしたら作業に戻る……つもりが、あまりの寒さになかなか布団から出られず時間をロスするのでした。
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