オーディション会場のうららに台本を届ける第4話、目安箱に寄せられた内容を活かそうと奮闘するかれんの姿に焦点を合わせた第5話、家の手伝いに部活にアクセサリーのデザインと多忙のあまりにお疲れ気味のりんの悩みを描く第6話、の全3話。
シロップという新顔が加わってはいるものの、この辺はもう普通に前シリーズ中盤以降の青春ノリに戻ってます。ただ、いずれも前シリーズで通った道、という印象が強く、いまいち新味を打ち出せていないのが残念。その分、どこできっちりと表情を見せればいいのか、というのをスタッフが完全に理解していて、大事な場面での絵のレベルが水準以上を保っているので、その意味での不満はほとんど覚えない仕上がりになってます。まあ、まだ序盤だから、というのもあるのでしょーけど。
しかし、前シリーズ通りの展開に向こうも多少は危惧を覚えていたのか、それともこういう構成をはじめから狙っていたのか、次巻冒頭ではパルミエ王国訪問のくだりになるようです。本格的に新味が滲んでくるのは次回以降からかしら。
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