音ばっかり聴く映画かと思ってた。

 本日も映画鑑賞です。行き先はTOHOシネマズシャンテ……ここにしたのは、夜に茶風林氏の配信イベントがあって、しまね館でお酒を買ってくる用事があったから。何せ真向かいの建物だし。
 すっきりと晴れてはいない、しかし雨の気配もないので、今回もバイクにてお出かけ。9時35分、という早めの時間なので、最安値の駐車場も余裕で空いてます。本当に万事、余裕の移動でした。
 鑑賞したのはフランス産サスペンス映画、多数の犠牲者を出した墜落事故の真相を探る調査官が、予想外の闇に囚われていくブラックボックス:音声分析捜査』(kino films配給)
 こういうワン・シチュエーションのサスペンスやミステリは大好きなので、チラシだけで観ることを決めていた1本でしたが……なんか思っていたのと違った。ただし、つまらないわけではなく、サスペンスとしてはかなりクオリティが高い。題名からてっきり、それこそブラックボックスの情報を精査するだけで突き進んでいくのかと思っていたんですが、調査を担当する主人公や、その周囲のひとびとの状況も絡んで、けっこう物語に動きがあるのです。墜落事故以前の主人公の立場や夫婦の関係、そして随所に織り込まれる“音”への強迫観念もまた緊張感をもたらしている。
 パンフレットにも書かれていますが、やもすると専門知識の羅列になりかねないのを、かなりしっかりしたリサーチに基づきリアルに描きつつも解りやすくサスペンスに活かしていて、エンタテインメントとして重量感がある。フィクションでありながらも決して絵空事とは言えないその背景まで含め、かなり上質の作品。

 鑑賞後はひとまず日比谷シャンテに移動して、本日のお酒を購入。今回はクラフトビールですが、王祿みたいに温度に気を遣う必要がなさそうなので、保冷剤も入れず、そのまんま鞄に入れ、昼食を摂りに日比谷ラーメンアベニューに移動。前回は、直前に食べたせたが屋の系列だから、という理由でやめたふくもりにしました。前に食べたのとは違うメニューを……と思ってたのに、悩んだ挙句、けっきょく同じ物を食べてしまう。最初に選んだものが当たりだと、そのあともずーっとそればっかり注文してしまう、つくづく私は食について保守的だ。
 食事を済ませるとまっすぐ帰宅。行きはやたらとスムーズだったのに、帰りはどこもやけに道が詰まっている。1本隣の大通りに逸れ、そちらも詰まってくるとまた更に1本ずらす。どの道も勝手は知っているので、帰るのに問題はないんですが、自宅そばの通りが詰まっていたのには参りました。なんであんな狭い通りにトラックが3台も駐まってるんだ。挙句、私の前を走ってた“送迎中”のステッカーを貼ったバンまでハザード点けて駐まるし。感覚的に、行きの倍くらい時間がかかった気がしました。

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  1. […] 原題:“BOÎTE NOIRE” / 監督:ヤン・ゴズラン / 脚本:ヤン・ゴズラン、ニコラ・ブーヴェ=ルヴラー、シモン・ムタイルー / 製作:ワシム・ベジ、ティボー・ガスト、マシアス・ウェバー /  […]

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