連日お出かけが続きます。今日はいつも通りの映画鑑賞。
行き先はユナイテッド・シネマ豊洲です。私がここを選ぶときは、多分にど・みそに行きたくなったタイミングでもあったりする……あと、鑑賞ポイントが貯まってて、使っておきたかったのです。
きのうと異なり、今日は天候不順の今週でも稀有な、最初から雨の予報が出てなかった日です。翌日以降に危惧されていた雨が前倒しになることもなく、日も照っていたので、心置きなくバイクにてお出かけ……相変わらず、築地あたりで妙に詰まってヤキモキしましたが、時間には間に合った。
鑑賞したのは、『進撃の巨人』の荒木哲郎監督、『まどマギ』の虚淵玄脚本、『DEATH NOTE』の小畑健キャラデザによるオリジナルアニメーション、重力の狂った東京を舞台にしたボーイ・ミーツ・ガール『バブル(2022)』(Warner Bros.配給)。Netflixで先行して配信されてますが、もともと映画館で観る気だったのです……もしかしたら内容とか編集に違いがあるのかも知れませんが、現段階で確認はしてない。
……うーん、微妙。
絵のクオリティと躍動感は極上。重力の制約から少し解き放たれた世界でのパルクールの表現、小畑健のデザインの色気を残した繊細なシーンは見応えがある。そして設定も興味深い。
が、話運びが良くない。謎を残しながらストーリーを進めるのはいいんですが、行動のきっかけや、結果に対する確信がどこで生まれたか、がほとんど明示されないので、終始ぼんやりした感じで進んでしまう。雰囲気に酔えるひとなら乗ってくれるでしょうけれど、冷静になってしまうと、逆に話運びの自己陶酔が鼻についてしまう。
ネットでの評判が、否多めの賛否両論、という印象で、それでも自分で観て判断したくて脚を運んだのですが、魅力も解るけれど否定的意見は当然だと思う。なんでこれだけのスタッフが集まって、こんな感じになったんだろう。
平日で、劇場全体が客少なめではありましたが、それでも私が観ていた回は、私以外に客が入ってこなかった……Netflix先行のお披露目自体が失敗、という気がしますが、そもそも準備段階からなにかが食い違ってたのではなかろうか。ていうか、ポイント鑑賞でスクリーン稼働させたことに今更ながら罪悪感覚えてます。
鑑賞後は予定通り、ど・みそで昼食を摂る。こちらも並ばず入店出来たお陰で、駐車場の無料枠内でバイクを出すことが出来ました。こういうことがあるから、豊洲はバイクで来たいのだ。
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