本日は2カ月にいちどのお楽しみ、爆笑問題withタイタンシネマライブです。今回も、火曜日に周囲の劇場のスケジュールが出てくると、ハシゴが可能な組み合わせ探しました。
今回はなかなか厳しかった。そもそも上映時間が被っていたら論外、間隔が空きすぎても駄目。かといって、間隔がタイトだと、夕食を摂る時間はおろか、シネマライブ中の飲食を買う時間がなくなる、という前回の轍を踏む。しかし、あんまり早いと仮眠を取る時間がなくなるし……と散々検討した結果、最終的には、この日封切り作品のなかで、私が押さえておきたかった1本になったのであった。
想定外だったのは、当日のコンディションです。前夜、きょう1日設けた透析休みに備え、ドライウェイトよりも多めに除水を行ったのですが、どうもやや過剰だったようで、午前6時、微睡んでいるところに、こむら返りが襲ってきました――水を引きすぎると、こういう症状が現れるのです。体調や運動量によって引ける水分量が揺れ動きやすい私は、設定したドライウェイトより0.5kgほど余裕を持たせて設定してもらってますが、頑張ってそこから更に0.2kgほど余分に引いてみたのがいけなかったらしい。
もう一回眠ることも出来ず、漫然と時間を潰し、朝食、作業、昼食を経て改めて仮眠を取ろうとするも、ここでもよく眠れず、若干頭痛を抱えつつ出かけることに……用心して早めに出かけたら時間余っちゃうし。
電車にて訪れたのは、このイベントではお馴染みのTOHOシネマズ日比谷。本題の前に鑑賞したのは、久々のジェイソン・ブラム×ジェームズ・ワンの共同製作によるホラー、優れた友人として開発されたAI人形が暴走を始めてしまう『M3GAN/ミーガン』(東宝東和配給)。
この設定だけでも「AI版“チャッキー”だなお前」と察せますが、まさにそのまんま。これを現代の科学技術の延長上にある世界観、最新の映像技術を駆使して描くので、説得力充分。
残念なところを先に挙げると、導入部分が長いことと、AI人形・ミーガンの暴走がもうひとつ振り切れていない点がある。どーしてもAI人形そのものと関係者の設定を明示しなければならなかった、とはいえ、気の早いひとなら飽きてしまう長さだし、その辛抱のあととしては暴れっぷりが物足りない。
しかし着眼と掘り下げ方は見事です。開発が頓挫しかかった高性能AI人形に固執する開発者が、突然姪の保護者になってしまう。余裕がなく適正にも乏しい子育てを代わってもらうために無理矢理AI人形を立ち上げるものの、そこにも子育てというものの本質が立ちはだかる。心理学、教育学の理論であちこち武装しているので、本当に現実的な怖さがあるのです。
他方で、分量的には物足りないとは言え、このキャラならではの恐怖描写の工夫も巧い。シンプルな怖さだけでなく、そのシュールな可笑しさも適度に盛り込んでいるので、緩急も豊か。
タイムリーな発想を適切に膨らませたウェルメイドなホラー。物足りないところは、本国公開後即決定したらしい続篇に期待しよう。
鑑賞後、本日の本題とのあいだに夕食を摂るべく、いったん劇場を出る
前回よりは遥かに余裕はある、しかしそうは言っても手間取ると良くないので、お昼も自宅でラーメンだったけど、まあ日比谷ラーメンアベニューで済ませるか……と思って立ち寄ったら、まさかの貸切閉店。おいおいおい、と心の中でツッコみつつ、やっぱり悩んでいる余裕もないので、ガード下のお店でお気に入りのカレーうどんを頂く。
開場まで20分くらい残して劇場に戻ってみると、飲食売店が大混雑。けっきょく、ポップコーンセットを確保してから開場まで、ほんの2、3分程度、という思いのほかタイトな時間割になってしまった。まあ、そもそも金曜夜の開催なんだから、このくらいゆとりを持ってスケジュールを組むのが正解なのかも。
本題は項目を分けて、明日以降にアップします。前述の事情で、家に帰るなりもう眠いのです……。
コメント