今日も映画鑑賞です。しかし、家を出て間もなく、トラブルに見舞われました
お腹、壊れた。
たぶん一昨日、久し振りにガッツリ食べてしまった影響が遅れて出てきたのだと思う。駅などの公共のトイレよりも家のほうが近い、という微妙な位置で限界が迫り、やむなくいちど家に戻り、落ち着いてから再度出発。しかし、もはやどれほどスムーズに移動できたとしても、間に合うはずのない時間になってました。この部分、移動の電車内で書いてますが、この時点で開映4分前。目的の駅から劇場までも5分で移動するのギリギリだよ。
TOHOシネマズ新宿のスクリーンに到着したのは、開映から15分ほど遅れた頃。まだ発券機でチケットをプリント出来ましたし、冒頭のダンス・シークエンス終盤は観られたけれど、あのY字開脚には間に合わなかった……悲しい。
というわけで、出遅れて鑑賞したのは午前十時の映画祭15上映作品、『ロミオとジュリエット』を1950年代のマンハッタンを舞台に脚色、悲劇の恋を多彩でダイナミックなダンスで彩ったミュージカル『ウエスト・サイド物語』(日本ユナイテッド・アーティスツ初公開時配給)。
普通にダンスだけでも観ていられる作品だし、前述の通り、骨子は『ロミオとジュリエット』なので、わりとストーリーは気にせず観てしまうのですが、実は台詞もなかなか秀逸。この時代の、移民を巡る雰囲気が伝わりやすいし、展開を知った上で考えるとなかなか重い台詞も仕込まれていて、鑑賞後の余韻も深くなります。やっぱり、名作と呼ばれるものは繰り返しの鑑賞に耐える。
表現のリアリティ、洗練度という点ではスピルバーグによるリメイク『ウエスト・サイド・ストーリー(2021)』に軍配が上がるけれど、それもこれも、本篇という、ブロードウェイでの上演を経て研ぎ澄まされた原型があればこそ、だと思う。スピルバーグ版しか観ていないなら、こっちも観ておいて損はない。
鑑賞後はもちろん、大久保公園に赴き、大つけ麺博で昼食を摂ってきました。腹痛に襲われる前にセブンイレブンに立ち寄り、食券を3枚購入したので、あと2回は訪れるつもり。
ちなみに、本日観られなかった序盤は、帰宅後、この項の準備をする直前に、Amazon Prime Videoで鑑賞しました。ちょっと落ち着いた。

TOHOシネマズ新宿、スクリーン12入口手前に掲示された『ウエスト・サイド物語』上映時の午前十時の映画祭15案内ポスター。


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