ラー1グランプリ2026,8杯目はご当地ラーメン総選挙を制した1杯。

 10月24日、映画鑑賞、この日1杯目を食べたそのあと、またしても食べ比べのチケットを駆使しての2杯目です……小食の私でもこれが可能だから、食べ比べサイズという施策はけっこう有り難い。
 1杯目のときにも書いたように、この日は候補を固めていて、1杯目が予定通りだった時点で、2杯目も迷う理由がありませんでした。調理内容故に、並んだ上に待ち時間が生じるのは、まあしょうがない……せめて小雨がぱらついて、肌寒くなってなきゃよかったのだが。

佐野らーめん 佐よしの佐野らーめん『琥』~Kohaku~、トッピングは黒バラ海苔。
佐野らーめん 佐よしの佐野らーめん『琥』~Kohaku~、トッピングは黒バラ海苔。

 いただいたこの日2杯目は、佐野らーめん 佐よしの佐野らーめん『琥』~Kohaku~。トッピングは様々に用意されていましたが、チャーシューとか味玉は2杯目として重たいので、黒バラ海苔を選びました。ちなみにここ、食べ比べサイズへのトッピングは表示の半額で出してくれます――現実として、乗せられる量も限られますので、これは有り難いけれど当然だとも思う。
 ラーメンの場合はとりあえずスープから味を見ます――もんのすごい、あっさり。旨味は確かに凝縮されているけれど、すうっと通り過ぎていく。ほぼ出汁のみなのでは? と疑いたくなるほどシンプルで飲みやすい。
 麺は佐野ラーメンらしい青竹で打ちの縮れた中太麺。売り文句通りなら、現場で打っているそうなので、そりゃあ注文から提供に時間を要します。こういうスタイルは素直に待ちたくなる、けれど投票形式のイベントでは不利、と思わなくもない。
 ただ今回、待ち時間の長さより、私の持っている佐野ラーメンのイメージよりコシが乏しく、柔らかかったほうが気になりました。青竹打ちはもっと適度なコシが生まれるイメージだったのですが、全体に柔い。これは打ち方が甘いのか茹で時間が合っていなかったのか、狙いなのかが解りません。
 麺がイメージと異なっていたことが引っかかりましたが、口当たりのいいスープとはバランスが取れています。具材は薄切りのチャーシュー1枚にメンマが複数、それにいまどきちょっと珍しく、あると少し嬉しいナルトと、シンプルですが食べ比べサイズの分量としてはボリュームを感じます。ましてそこにトッピングの黒バラ海苔がありますから、器を傾けて啜っていると、常に違う食感、味わいが流れ込んでくる印象。たぶん通常サイズであっても、同じくらい変化は豊かなのではなかろうか。
 もともとやたらと飲みやすいとスープに柔らかめの麺と、胃にもたれない仕立て飛で、なおかつ食べ比べサイズですから、気づくと平らげていました――まさか、2杯目で「食べ足りない」という感覚に陥るとは思ってませんでしたよ。冗談ではなく、もう1杯行こうか悩みました。
 たとえばもしこのお店が近所にあって、この食べ比べサイズを朝から提供してくれる、というなら、朝食のローテーションに加えることを真面目に検討してしまう、そんな美味しさ。強いインパクトはないけれど、安心して注文できる味です。

 ラー1グランプリ2026での出店は2026年10月24日から28日まで。

佐野らーめん 佐よしブース入口前に掲示されたメニュー紹介。
佐野らーめん 佐よしブース入口前に掲示されたメニュー紹介。

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