ラー1グランプリ2026,3杯目は昆布水+エスプーマ。

 10月12日の映画鑑賞ののち、ラー1グランプリ再訪です。
 きょう来るのは決めていたけど、店は絞りかねていました――実は、1店舗は考えていたのですが、予想より並んでいた。食べ比べサイズでハシゴするつもりだけど、出来れば早く帰って一休みしたいので、並ぶ時間は出来るだけ絞りたい。
 もちろんそのうえで、私自身が興味を惹かれることが重要。またしても一通りお店を巡って、選んだのはこちらです。

麺屋四季~Shiki~の昆布水鶏白湯エスプーマーつけ麺、特製トッピングで。

 麺屋四季~Shiki~の昆布水鶏白湯エスプーマーつけ麺。今日1杯目で気持ちに余裕があるので、肉3種と味玉を加える特製トッピングもお願いしました。
 麺は先日初めて体験したばかりの昆布水スタイル。容器の都合もあってひたひたになるほど満たされてはいませんが、麺はちゃんと潤っている。他に何もつけず啜っても、優しい出汁の風味の絡んだ麺がつるつると上ってきます。このあいだも感じましたが、本当にこの昆布水だけで麺はイける。
 でももちろんつけ汁にも浸します。つけ麺では主流の、どろっと濃厚で、凝縮した味がまとわりつくような粉っぽさがある仕立てですが、加えてエスプーマにしている。
 スープを泡立てる“エスプーマ”はカレーうどんでも使っているお店があったりと、最近はあちこちで聞きますが、私は噂くらいで、ちゃんと食べるのは初めて。空気を含んでいるせいか、心持ち舌触りはふんわりとしている。この濃度なら感じそうなくどさもなかった――が、これは食べ比べサイズで、通常より盛りが少ないから、感じなかっただけかも。いずれにせよ、だいぶ食べやすい。
 しかしつけ汁についてはそれ以上に、鶏の風味と共に、少しアーモンドのような甘みとコクがあったのが気になります。ただエスプーマにしただけでは加わらないコクだと思うのですが、生憎私は食通ではないので、正体は解らず。ただ、このプラスアルファが、エスプーマ仕立てと相俟って、強い印象を残してます。
 見本写真だと、恐らく基本状態でも豚バラ煮豚が添えられていると思いますが、今回は特製トッピングを購入したので、たぶんこの煮豚がもう1枚と、豚ロースの燻製、更に鶏ももグリルも追加されている。
 その3種がまたそれぞれに個性的、かつつけ汁に馴染んでいて、箸が止まりません。オーソドックスな豚バラ煮豚は解れない程度に程よく柔らかく、タレの味もするけどつけ汁の風味と喧嘩せず、つけ汁への浸し方で新しい濃厚さが楽しめる。豚ロース燻製は苦みと風味を添え、鶏ももグリルはムチムチの食感と鶏肉の強い旨味が更に膨らむ。ここまで多彩だと本当にクドさを感じる暇すらありません。
 しかも肉の上にはスライスしたレモンと香草が乗っている。ある程度食べ進んだところで、試しに麺の上に絞って啜ってみたら、酸味で一気に爽やかになり、また箸が進む。香草で苦みと刺激のメリハリまで付けられる。
 麺と具材を食べ終えると、用意してくれているお店であれば店頭に赴き、割りスープを注いでもらってつけ汁の残りを楽しむところですが、こちらの料理は、麺のトレイに注がれた昆布水をつけ汁に移して割るのだそうです。
 ……正直、ちょっと少ない。
 イベント用のトレイは底が浅いので、店舗での昆布水のように丼に多めに注いでおく、なんてことは出来ない。だからどうしても、量には限度がある。とは言い条、アノ濃いつけ汁を割るには足りなすぎる。しかも、昆布水を注ぐことで、つけ汁の泡が残っていたとしても潰れますから、本来の濃厚さがくっきりと際立ってしまう。飲み干しはしましたが、最後の最後でちょっと後味が濃くなり過ぎた気はします。
 ただ、トータルでは個性がしっかりと際立ち、濃厚なのにすっきりと食べられる、いい仕上がりだと思います。実店舗を訪れる機会があったら立ち寄ってみたいくらいには美味しかった――っていうか、お店は門前仲町なので、その気になれば行けるな……あの辺は、地名に縁を感じるので、いちどちゃんと訪ねたかったし、ラー1GPが終わったら本当に考えようかな……?

 ラー1グランプリ2026での出店は2026年10月10日から14日まで。これをアップした時点で残り2日のはずなので、気になる方はお急ぎを……もっとも、どうもこれはイベント限定メニューではなく、店頭でも食べられそうですけど。

麺屋四季~Shiki~ブース入口前に掲示されたメニュー紹介。
麺屋四季~Shiki~ブース入口前に掲示されたメニュー紹介。

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