昨晩、他局の番組が終わったあと、『ロンドンハーツ』の残りでも観るか、と思ってチャンネルを変えて、世間を騒がせたトラブルが起きていたことに気づきました。
小さい頃は何度か、“しばらくお待ちください”といった文言とともにテレビ番組が中断する、というのを目撃したことがあります。もうデジタル化が促進された今、あんなことはそうそう起きないんだろうな、と思っていたので、現れた表示に度胆を抜かれてしまった。しかも、番組自体は問題なく送出できるけれど、ＣＭだけ流れない、と言うのは、過去にも見た覚えがありません。
テレビ番組というのは、ＣＭ部分は何もない状態で納品され、空白部分にネット局それぞれの組んだＣＭが乗る、という構造になっているらしい……と半端に言い切れるのは、ＣＭの挿入るべきところが真っ黒になっている放送用データというのを見たことがあるからなんですが、つまりそれゆえに、ＣＭのみのトラブル、というのが発生する背景になっているのでしょう。
ＣＭを出稿している企業に対する補償とか、場合によっては総務省への報告も必要なはずで、このあと大変だろうな～……と想像しつつ、いったいいつ頃からこの状態なのか調べて、初めて自分にも影響してたことに気づいた。
これ、ＢＳ朝日で先にトラブル発生してるじゃん。
最初にトラブルが起きたの、『ウォーキングのひむ太郎』じゃん。
バナナマンファンだし、いつかウォーキングの番組をやりたい、とラジオで繰り返し発言していた日村さんのこの番組、当然ながらパイロット版からず～っと観ている。私の部屋にはＢＳチューナーのついたテレビがないので、母の部屋に設置してあるＳＴＢに録画しておいて、あとから鑑賞していたのです。
調べてみると、トラブルはその前の野球中継が終了したあと、『ひむ太郎』の早い段階から発生していた模様。確認してみましたが、ＳＴＢには録画データそのものが存在していないので、ほぼ放送開始から障害が発生していたのかも知れません。
……どうせ一回潰れるなら、異常をそのまま録画してくれれば良かったのに。通常より１時間遅れで急遽始まった、番組第一回のリピート放送だけでも拾ってくれればいいのに。ＳＴＢの録画予約はこういうところの融通が利かない。
お陰できょう、昼に録画を観ながら食事をする楽しみはなくなりましたが、放送的には１週、不測の休みが生じた扱いになるようで、きのう放送予定だった内容は来週観られるそうです。ならば問題なし。
ところでこの件、視聴者側に説明はあるんでしょうか。影響はなかったけれど興味はあるので、詳細な背景が知りたい。恐らく確実に、どこかに対する報告義務はあるはずなので、そのついでにかいつまんで、でもいいから発表して欲しいものです。
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