札幌らーめん 北の大地、恵比寿移転後初訪問。

札幌らーめん 北の大地のチーズ辛味噌つけ麺。 16日の映画鑑賞の際に立ち寄ったお店について触れてみる。
 当日の項にも記したとおり、お店自体は初訪問ではない。もともと新宿駅の近くにあって、徹夜イベントのときなど時々立ち寄っていました。しかし、しばらくご無沙汰してるあいだに恵比寿に移転してしまっており、今回、映画鑑賞のついでに利用してみた次第。
 まず言えるのは、店舗がやけに広々としている。恐らく面積としては以前の店舗とそこまで違わないのでしょうけれど、道路に面して窓が多いせいでそう感じるのかも知れません。座席の間隔も適度で、居心地はなかなか良かった。
 ここの人気メニューは大地味噌らーめん、他にも醤油や塩、らーめんにとんかつを乗せたがっつりメニューもある。基本、食に関しては恬淡かつ保守的な私は、だいたい定番の大地味噌らーめんを選んでいて、今回もそれにするつもり満々だったんですが――如何せん、移動が長かった。映画を観たガーデンプレイスから恵比寿駅を挟んでほぼ反対側に位置していて、途中、駅の構内を利用したとはいえ、暑いなか歩いてきたあとだと、咄嗟に夏のメニューを選んでしまうのも仕方がない。
 というわけで、つけ麺に辛味とチーズを加えた限定メニューをいただきました。
 正直に言えば、圧倒的に個性がある、という感じではない。しかし、味噌の程よいコクに辛味の刺激、それにつけ汁に乗せたチーズと、3つの味がうまく変化をつけてくれて飽きません。個人的に、チーズはもっと散ってくれると、その時々のアクセントとして活きる気がしたんですが、そのためにはたぶん別盛りにしないと駄目だろうな。つけ汁にかけた形ではどうしても固まってしまうので、チーズと麺を絡めにくかったのが残念。
 具材は基本的に細かくしてつけ汁に投入されてるんですが、メンマだけは麺のほうに持ってあるのはいいと思う。ここのメンマは少しえぐみがあって、アクセントとしてはいいんですが、たぶんつけ汁に浸すとえぐみが染み出てしまう気がする。ときどき麺と一緒に軽くつけ汁に浸して食べるくらいがちょうどいい。
 いつも食べてるものを注文しなかったので、味が変わってないかどうか、は断言できないんですが、今回のチーズ辛味噌つけ麺はなかなか美味しかった。あまりに恵比寿に来る機会は少ないんですが、新しいお店を開拓する気分でないときなら確実に足を向けると思います。わりと近いところにバイクの駐車場もあるしね。

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