津原泰水サイン会at三省堂神田本店

 に、行ってまいりました。

 毎日色々とあるので早めに戴こうと、開始45分前くらいに現地入りして、まだまばらな列の後ろについて対象書籍である『赤い竪琴』(集英社) [bk1amazon]の残り50ページぐらいを読む。詳しくはのちほどアップするつもりですが、さりげない伏線が光る端正な恋愛小説です。地味ですが文章の質感が素晴らしい。

 サインは開始15分ほどで頂戴できました。私の位置だと本当はもっと早くても良かったはずなのですが、今回初めてのサイン会とのことで、お客さんとお話も出来れば、という津原氏の意向で椅子が用意されたところへ、私の前にいた四人ほどの方々がそれぞれ『蘆屋家の崩壊』や『少年トレチア』(しかも幻の回収されたカバーのものもあった)など三冊から四冊に頼んでいたうえにそれぞれ色々と質問されていたので、けっこう手間取っていたのでした。そのうえ、開始前に文庫版『少年トレチア』のチラシを配っていた女性に、「ハードカバーは講談社だったのに、どうして文庫は集英社で?」などと訊いていた。そういうことは胸の奥に仕舞っておきましょう。

 数人でしたが知人の顔も見られたので、軽く買い物をしたあとはやばやと撤収。

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