今後公開される気になる映画

タッチ』に触れたついでにざざざと思いつく限り上げてみる。既に何度も言及している『ダニー・ザ・ドッグ』みたいなのはとりあえず省きます。

キャビン・フィーバー』(Art Port・配給)

 これはもう明日公開になります。閉鎖状況での猜疑と恐怖を描いたホラー作品。……初日に「カップルでの来場者にはコンドーム進呈」なんて馬鹿なサービスやってなけりゃ観に行ったかも知れないんだが。GW中に鑑賞しようか思案中。

サラ、いつわりの祈り』(Artist FILM×PHANTOM FILM・配給)

 あちらでは著名な作家J.T.リロイの自伝的作品を、ダリオ・アルジェントの愛娘アーシア・アルジェントが自らの主演で映像化したもの。母と息子二人揃って娼婦に身を窶す、という展開にちょっと興味があります。5月7日公開予定。

『やさしくキスをして』(cinequanon・配給)

 イギリスの巨匠ケン・ローチ最新作。もうどこから見てもラヴストーリーだろう、という題名ですが、この監督がただの恋愛映画を作るはずなどない、という期待をこめて。これも5月7日公開予定。

バタフライ・エフェクト(Art Port・配給)

“切ないハッピーエンド、始まる。”というコピーが印象的な作品。粗筋を見ると、いわゆる『リプレイ』もののようなのですが……果たしてどの辺がそれほど独創的なのか興味が湧きます。題名はカオス理論の特徴的な論“バタフライ効果”のこと。5月14日公開予定。

ブルー・レクイエム』(Vap×LONGRIDE・配給)

 フランス発、既にハリウッドでのリメイクも決定しているというノワール。ハードそうなプロットと題名通りの青みがかった映像に惹かれます。これも5月14日公開予定。

ザ・インタープリター』(UIP Japan・配給)

 メジャー系配給、しかも大物揃いのわりにはのわりにはあまり知られていないようなので触れておきましょう。シドニー・ポラック監督、ニコール・キッドマンショーン・ペン主演のサスペンス。題名はいわゆる“通訳”のこと……どうでもいいがこの原題まんまの邦題はやめてもらえんだろうか。5月21日公開。

バス174』(Asmik Ace・配給)

 こちらはブラジルで発生した衝撃的な事件を追ったドキュメンタリー。6月4日公開予定。

レス[-less]』(KLOCK WORX・配給)

 夏から秋にかけてはホラーが増えますが、そのなかでも個人的に期待をかけているうちの一本。設定的にはアメリカに多い、旅行中の青年たちが人気のない土地で迷い怪奇に遭遇する、というパターンのようですが、サンダンス映画祭でかなり高く評価された模様。こちらも6月4日公開。

0:34』(GAGA・配給)

 こちらもホラーですが、舞台は地下鉄。しかしいまのサイトトップを見ると、ほのか〜にトンデモの匂いを嗅いでしまうのですが……うがちすぎかしら。主演は『ラン・ローラ・ラン』のフランカ・ポテンテ。7月頃公開予定。

1.0』(ALBATROS FILM・配給)

 これを書いている現在、題名にリンクした方のアドレスが機能していませんが、いちおうチラシに記載されているそのままなのでいずれ公開される……はず。とあるアパートが生物兵器の脅威に晒される、一風変わったスリラー。設定だけ見るとちょっと『キャビン・フィーバー』に似てなくもない。今年初夏公開予定。

オープン・ウォーター』(Movie Eye・配給)

 これは昨年からずっと期待している一本。四方八方陸地なし、海を漂流するふたりは鮫の群れに遭遇してしまう……という八方塞がりの状況を描いた、設定だけで怖いサスペンス。アメリカでは小規模公開ながら驚異のアベレージで一時はボックス・オフィスのトップ10に入った話題作。こちらも初夏公開予定。

逆境ナイン』(Asmik Ace・配給)、『HINOKIO』(松竹・配給)、『ALWAYS 三丁目の夕日』(東宝・配給)

 ぜんぶ別々の配給会社、内容的にもまったく関連はありませんが、すべて同じ理由から個人的に注目し絶対観るつもりでおります。理由は、それぞれの公式サイトを見較べて推測してください……自分でもどうしてここまで入れ込んでいるのかよく解らん。順番に7月、初夏、11月5日公開予定。

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