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今日（正確には明日）はCD出過ぎです。
まずは見出しにも引用した1、11月から12月にかけて毎週リリース中の『らぶドル』キャラクターソング第３弾は、私が執筆したノヴェライズ版でヒロインを張っていただいた野々宮舞です。中の人がそもそも歌唱表現の幅が広いので、もう何の心配もない出来――贅沢を言えばタイトル曲にもうちょっと強い見せ場が欲しかった気はしますが。ＥＤのソロヴァージョン恒例の台詞がまた舞らしいし。
2はアニメ版『武装錬金』のＯＰ。これぞ“熱いアニソン”の典型とも言うべき迫力で、あまりの熱さに無意識に口ずさんでいるぐらい影響されてしまい、わざわざフライングで購入してきました。3は堀北真希出演のＣＭでタイアップとして使用されている楽曲。ＣＭで使われている部分だけ、しかもメロディだけ聴いているといつになく素直すぎるバラードなのですが、歌詞と合わせるとやはり印象がガラッと変わるのがさすが。毎度のごとく収録されている隠しトラックは、藤原基央が異常なくらい本気で歌っているのが笑えます。
4は久々に『夜会』からの引用がないアルバムです。以前ならセルフ・カヴァー限定のアルバムに収録していたような『宙船』や『あのさよならにさよならを』なんてのが収録されているのがなんとなーく手抜きっぽく感じられますが、しかしアレンジに中島みゆき含む瀬尾一三以外のミュージシャンを絡めたあたりからして雰囲気が違い、歌詞も久々に抽象的ではない、実感的なものが増えているため、全体に手応えが異なっている。現在の表現力で、デビュー初期に提示したテーマを消化しなおしたような感じで、まだ半分ぐらいしか聴いていない現段階で、ここ数年の作品ではいちばん好きな１枚かも、と思い始めてます。何せ１曲目が中島みゆき自身の演奏と思しいギターの音色から始まるんですから、往年のファンとしちゃーそれだけで震えが来ようというもんです。
5はジョージ・クルーニー監督作、権力に対して言葉の力で挑んだ実在のジャーナリストを描いて賞賛された作品のDVDです。豪華版はDVD２枚組に加え、主人公エド・マローについて綴った田草川弘氏の著書を特別カバーで封入。
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