『地獄少女(実写版)』第五話 偽りの墓碑銘(エピタフ)

 今回もうまく時間がずれてくれたので鑑賞。またしても奇妙な光景を幻視したつぐみ。当初は鵜呑みにしなかった柴田だが、知人の編集部に依頼されて追い始めた殺人事件と共通項があったことに気づいて……

 原作のアニメ自体がいまいち説得力不足であるのを引きずって、こちらも外堀が充分に埋め立てられておりません。んなテレビの猟奇殺人報道だけでいきなりスタッフ総動員なんかするなよ。そしていちおう現代人の恨みを扱っている骨女が“新聞”を“瓦版”と言い間違えるなんて誤解をするか。現代風俗にも精通してなきゃ変だろうが。

 実のところ話自体はドラマオリジナルだと思しいのですが、そういう原作にある辻褄の合わない部分は引きずっているのは笑っていいのか泣いていいのか。発見されない猟奇殺人犯のわりに杜撰すぎる犯行にしても、やっぱりアニメ版初期のいい加減さと通底してます。昨日の飲み会の席でみなさんにも言ったことですが、これはアニメ版を知っている人間が笑いながら観るものだと思います。

 ……しかし地獄コントだけはアニメ版とは比べものにならない残虐さでした。ホラー者にはまあ大した衝撃はありませんが、これアニメ版と同程度で身構えていた人にはけっこうきつかったんじゃないでしょうか。

 ちなみに来週も観られるようです。……律儀だな俺も。

コメント

  1. 冬野 より:

    どうみても小学生には見えないEカップ娘には笑えます。

  2. タツミヤソ より:

    毎回毎回つぐみネタで釣られたりな……く、くまー!!

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