今日は観たい映画が一気に封切りになるため、あんまり先送りにしておくと却ってフラストレーションが溜まると判断、しばらく前からハシゴする計画を練っていましたが、その過程で昨晩のイベント上映を発見したため、うちの1本である『28週後…』はそちらで片付け、今日は1本に絞ることにしました。
というわけで今日は、今年になって初めての西新井。使い勝手の良さは私にとって一番ながら、昨年末はWポイント目当てでユナイテッド・シネマ豊洲でを優先していたこともあって、やや間が空いてしまいました。……それでもたったひと月半ではあるが。
鑑賞したのは、ティム・バートン監督&ジョニー・デップの黄金コンビが名作ミュージカルを映画化、先日発表されたゴールデン・グローブ賞で作品賞とデップにとって待望の主演男優賞を齎した話題作『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』(Warner Bros.・配給)。このコンビが組んで詰まらないわけないだろ、と思っていたところへ世評の後押しもあったのでまったく不安は抱いていませんでしたが、久々に暗黒面が色濃く、それでいて滑稽さと切なさのない混ざった、もう申し分のないティム・バートン映画で大満足。もともとミュージシャンだったと言い条、自分で歌ったことはなかったというジョニー・デップも見事に貫禄を示していて、なるほど主演男優賞の獲得も納得の仕上がり。やー、無理にでも観に来て良かった。
鑑賞後は、こないだ来たばっかりの行きつけの蕎麦屋にふたたびお邪魔して昼食を摂り、家族の夕食用の生蕎麦も購入してから帰宅。
ちなみに、本日鑑賞したスクリーンは5番、昨日の六本木のときも5番。そして観た映画は時代こそ違えどどちらもロンドンが舞台……というわけで、観ているうちに何とも奇妙な気分を味わったのでした。別に狙ってもいないのにたまーにこういうことが起きる。
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