ワイザー捜査官に囚われたふりをして、ジョコンダ公爵領に潜入したリナたち。しかし、その狙いを察知したジョコンダ夫人はリナたちを処刑するよう命じるが、ワイザーは詭弁を弄してそれを阻止した。そして、そんなワイザーをゼロスは罠に駆けて奈落へと突き落とし……。にわかに複数の思惑が渦巻くなか、牢獄のリナたちの元にも、意外な使者が現れるのだった。
なんかあっちこっちで紛争状態になってますが、伏線の張り方が下手だったのでいまいち盛り上がっていない……あれの背後で動いているのが誰なのかとか、そもそも疑問として今までちゃんと提示していなかったのに、今回だけでバタバタと変化を起こしているだけなのでいまいち関心が湧かないし、後先を考えていないだけの夫人の言動も、筋の通っていない虎人間の主張も妙に興醒めなだけ。
アクションが入り乱れるぶん、アニメ的な見せ場は多いのですが、しかしところどころテンポを崩す演出が入っているのでやっぱりぎこちない。ピンチに陥ったリナとそれを救うガウリイから移動に至る流れがどーも不自然だったり、構成にもかなり難がある。
第1話がいちばん酷かったのは確かなんですが、それ以降も決して調子は上がらないまま、なし崩しにクライマックスが近づいている感じ。なんかもったいないなー。
コメント
あれ、全24話では? と思ったら、12+12の分割2クール方式でしたか。ザナッファーで前半終わって、後半はレゾのネタを使った完全オリジナル展開ですかね(;´Д`)
私はあくまで、今回の展開がどー考えても1クール前提のクライマックスへの導入だったのでそう書いてみただけなのですが、そうですか変則2クールですか……あんまし成功するイメージないんですが。