渋谷駅ひとまわり。

 本日の映画鑑賞は久々の渋谷です。

 目当ての作品は10時45分から、南口を出た先にある劇場で始まるのですが、他の用足しの都合も考えて、JR渋谷駅の西口から出て、まずはシアターN渋谷へ。先日試写会で鑑賞した映画『ハロウィン』のパンフレットを購入するためだったのですが、開場が10時45分だったため、初手から計画が破綻。劇場によっては、その日の整理券を配布する都合で初回上映よりもかなり早く窓口だけ開けることがあるのですが、そういやここは初回のみ“整列順”にして、最初の回の15分前からオープンなのでした。

 諦めてまっすぐ、南口方面に向かう。六本木通り添いの移動なので簡単、かと思いきや、あいだでどうしても歩道橋を利用せざるを得ず、駅を中心にしたこの歩道橋の構造のせいで何だか却って遠回りをしている気分に。エレベータもスロープもついているので申し分はないんですが、私は東に行きたいのに西方面にいちど切り返させる、とか無駄な動きをさせられるのがなんか厭。

 しかし昨日いちど現地を確認しているので、迷うことなく渋谷東急に到着。確か以前は西口傍の建物に入っていたのですが、撤退したのちいつの間にか南口から少し歩いた処の渋谷クロスタワー2階に復活していた模様。建物が坂に埋もれるような形で建っているため、2階だけど道路からも直接入れる箇所がある、という実に奇妙な作り。中は更に奇妙な構造で、トイレに行こうとするとホールを介して階段を下って廊下を曲がって、とやたら遠回りさせられているような気分になります。座席の間隔は狭くシートもあまり座り心地はよくありませんが、私はこういう感じは決して嫌いではない。

 鑑賞したのは本日封切り、パン兄弟の名を国際的に知らしめたホラー映画『the EYE』のハリウッド・リメイク作品アイズ』(MOVIE-EYE・配給)。オリジナルは香港やタイ特有の風俗が絡んでいるため、そのまんま移植するのは難しいだろうな−、と思っていたのですが……意想外にそのまんまでした。風俗に直結する部分を省く一方で、オリジナルのアイディアや主題はなるべく温存し、しかも補強するよう意識して脚色しているので、かなり好印象です。原作の要素と独自要素の取捨選択にやや混乱があるのが残念ですが、私には納得の出来でした。

 鑑賞後はシアターN渋谷に改めて赴いて、『ハロウィン』のパンフレットを購入。それから駅の脇を抜けて109の横を通り、文化村そばから脇道に入ったところにある渋谷シアターTSUTAYAにて、次の金曜日に開催予定のイベント上映のチケットを確保。ネットでも購入できるんですが、どのみち窓口で発券してもらわなきゃならないし、100円とはいえ手数料はかかるので、渋谷に出て来たときに購入するつもりでいたのです。間に合って良かった。

 続いて、渋谷での昼食はここ、と決めている蕎麦屋に立ち寄って腹ごしらえしたあと、スペイン坂を抜けてシネマライズへ。これも先日試写会にて鑑賞した作品『僕らのミライへ逆回転』のパンフレットを入手するためです。窓口には用はないので、すぐに作品の掛かっている2階に向かったのですが――閉まってる。係員もいない。どうやら上映の真っ最中だからと油断していた模様。結局窓口に戻って、呼び出してもらってからもういちど2階に行く羽目になったのでした。

 表通りに出て、最後に立ち寄ったのは渋谷のアップルストアiPhoneに同梱されている充電用アダプターに不具合が出たとかで、先日から交換プログラムが実施されており、インターネットでの依頼かアップルストア窓口でのみの対応となっていたので、これもいつか出かけたついでに済まそうと思っていたのです。……実のところ私は、iPhoneの充電は基本的にパソコンと直接繋いで済ませているので、このアダプターはほとんど使ってなかったんですが、事故が起きてから交換してくれ、というのもアレなので。

 ……これでやっとすべての用事が終了、あとは電車にてまっすぐ帰宅。軽く昼寝してから諸々片付けよう、と考えていたら、歩き回っただけあってけっこう疲れていたようで、『地獄少女 三鼎』が始まる時刻をだいぶ過ぎても目が醒めなかったのでした……。

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