本日のお買い物

  1. ウディ・アレン井上一馬[訳]『たたびたすらのアナーキー』(河出書房新社) [bk1amazon]
  2. 多島斗志之『黒百合』(東京創元社) [bk1amazon]
  3. 連城三紀彦造花の蜜』(角川春樹事務所) [bk1amazon]
  4. 辻真先『宗谷・望郷列車殺人号』 [bk1amazon]
  5. 鮎川哲也[編]『無人踏切 鉄道ミステリー傑作選』(4と5、光文社文庫光文社) [bk1amazon]
  6. 田中芳樹タイタニア2 暴風篇』(講談社文庫/講談社) [bk1amazon]
  7. 森生まさみ『恐竜な歯医者さん』(花とゆめコミックス白泉社) [bk1amazon]
  8. 蒼樹うめ[原作]/まんがタイムきらら[編]『ひだまりスケッチアルバム×TVアニメ公式ガイドブック』(MANGA TIME KR COMICS/芳文社) [bk1amazon]

 最近はハードカバーについては、なるべく私か母が好きな作家のものを押さえるに限っているのですが、今回の三つはどうしても確保しておきたかったのです。1は映画監督・俳優であるウディ・アレン25年振りの小説集。実は小説も書いていた、というのに驚きましたが、考えてみればこの人の作風なら小説は似合う。2は『症例A』などで評価の高い著者久々のミステリ。某氏が珍しい場所で絶賛していたので購入。3は、また近年になってミステリへの傾斜を強めている著者の最新長篇。こちらも近ごろは文庫落ちを待っていたのですが、今回は無性に興味をそそられたので。たぶん母に先に読ませると思う。

 4は大ベテランの文庫書き下ろし新作。5はかの有栖川有栖氏が『月光ゲーム』を著すより前にその短篇を収録していたことでも知られる、鮎川哲也氏の代表的なアンソロジー。持っていないはずはない……と思っていたのですが、蔵書のデータを漁ってもタイトルが出て来ないし、最近無性に読みたかったところなので購入。巻頭が西村京太郎氏で巻末が赤川次郎氏、かと思うと山沢晴雄氏が中程に来ているあたり、いま見ると構成からして凄いものがあります。

 7はシリーズものと短篇1本という構成。最近この著者は軽めの作品が多いのですが、基本的に恥ずかしい作風は変わらないので未だにお気に入りです。8は第1期・第2期まですべて網羅したアニメ版のガイドブック。ガイドブック、と銘打つからにはこれがなきゃ駄目だろ、と思っていた、エピソードを時系列順に並べて伏線や小ネタを抽出する、という企画がちゃんと入っているだけでもファンは一読の価値ありだと思う……一方で、まだイベントでしか上映していない、DVD7巻収録予定の特別編の内容までしっかり網羅しちゃっているため、読んでいいものか少し悩んでいたり……。

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