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スピーキング・オブ・ナウ

スピーキング・オブ・ナウ

 パット・メセニー・グループ現行メンバー初顔合わせとなったアルバムのオープニング曲を。あまりにも穏やかな出だしに当初は戸惑いましたが、従来の路線を引き継ぎながら新しいメンバーの存在感を織りこんでいったこの曲を置いているのは卓越した選択だったと思います。リチャード・ボナというアクの強い“ヴォーカリスト”を、個性を殺すことなくメセニー・グループに馴染ませているのも出色。

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