週末恒例の映画鑑賞。多忙でなかなか出かけられませんが、それでも週に1回は劇場に足を運ばないと、冗談抜きで倒れかねません。
今週封切り作品のなかには、特に急いで観たい、というものがなかったので、公開済のものから、時間の都合などを考慮して選んだ結果、久々にTOHOシネマズ錦糸町を訪れることに決定。そして今回も、自転車にて移動を試みました。
……案外、近かった。
途中の道程が、高校時代に何度も何度も利用したものだったせいもあって、ほとんど悩む必要もなく、疲れさえほとんど感じずに到着。むしろ昨年2回、わざわざ電車を利用して来たのが無駄だったような気分に陥るほどの近さ。自転車を駐める場所もけっこう用意されているようだし、今後はここもなるべく利用するようにしようかしら。
鑑賞したのは、『96時間』のヒットが記憶に新しいピエール・モレル監督の最新作、パリを舞台に傍若無人に暴れるジョン・トラヴォルタとそれに振り回されるジョナサン・リース・マイヤーズの活躍を描いたアクション『パリより愛をこめて』(Warner Bros.・配給)。
原案がリュック・ベッソンなので、いつものあんな感じ、で伝わってしまいそうな内容です。ただ、監督も脚本も違う人で、しかも監督がどんどん腕を上げていることもあってか、かなり洗練されている。全体でのインパクトは前作に譲るものの、個々のシーンの強烈さはパワーアップしてます。リアリティは最小限にして勢いと迫力で押し、ちょっと苦みを盛り込みつつもあとに引きずりすぎない爽快感はまさに娯楽大作。美味しゅうございました。
鑑賞後は一路帰宅……なのですが、実はこの日のルートは、ずっと東京スカイツリーを眺めることが可能。そこで、ところどころで立ち止まったり、少し道を外れて、写真撮影をしながら家路を辿りました。
というわけでこの項に、3枚ほど埋め込んでみました。最初のものがいちばんの至近距離から撮影したもの。劇場に向かう途中、ちょうどスカイツリーを真正面に拝める路地があることに気づいて、その入口で見上げてみました。のしかかってくる感じです。2枚目は、言問橋の台東区側から見た状態。交差点の真ん中で撮っているような危ない感じですが、ここは少し特異な形状をした五叉路で、完璧に歩道で撮ってますのでご心配なく。
そして3枚目は、住宅街のど真ん中にある山谷堀公園からの眺望。なんでこんな梢の中に埋もれたのを撮っているのか、と思われるかも知れませんが、実はこの並木はすべて桜です。恐らくスカイツリー完成後、春にここで撮ると、かなり趣のある絵が得られるはず。それを承知で、敢えて季節外れに撮ってみました。これはこれで一興。
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