レンタルDVD鑑賞日記その121。

 昨日感想をアップしたぶんを今朝返却して、すぐに次を借りてきました。そして作業の傍ら、すぐさま鑑賞。教頭に取り上げられたメップルを取り戻そうと四苦八苦する第9話、ほのかの誕生日に相次ぐトラブルを描いた第10話、なぎさが弟・亮太にせがまれてほのか共々水族館に行くことになった第11話、そして新たな敵の登場とほのかの祖母の意外な側面を描いた第12話まで。

 第1巻こそドツクゾーンの悪事をプリキュアが止める、というパターンが多かったように見られますが、第2巻でいささか雲行きが変わり、この第3巻ではむしろ意識してプリキュアを狙うようになってきた。並行してなぎさやほのかの日常生活、彼女らの周囲にあるトラブルや謎を扱うことが増えてきているので、キャラクターを愉しむという意味では見応えがあるんですが、ヒーローものとしては幾分違和感が生じている……というか、これは『プリキュア5』で強く感じた欠点の源にあたるように思われます。いや、別に駄目だとは考えないのですが、今にしてみるとちょっと偏りすぎだったような。このあと、なぎさとほのかの身辺に敵の幹部が潜伏し始めるようなので、ますます狭い範囲で事件が相次ぐはずですが――まあ、それはそれでいーんですけどね。

 この辺で興味深いのは、どんどんほのかの表情に幅が生じていること。第8話での大喧嘩と和解ですっかりなぎさを“親友”として受け入れたせいもあるのでしょうが、その影響で確実に明るくなっている。こーいう変化も面白い……と思う一方で、第10話とか弾けすぎという気もしますが。

 次は、一緒に借りた映画2本を観て返すときに仕入れてくるつもりなので、ちょっと間が空きます。……我慢できずにこれの4巻だけ借りてくるかも知れませんが。

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