昨日に続いて映画鑑賞。今日はちゃんと余裕を持って起床し、自転車にて出かけました――就寝が午前5時近かったのでかなりしんどかったですが。行く先は六本木、約3週間ぶりの午前十時の映画祭であります。
今週の作品は、ダスティン・ホフマン主演、妻の家出によりひとり息子の世話や家事を突然担わされた男の悲哀を軽快に描き絶賛された『クレイマー、クレイマー』(COL・配給)。前々から観てみたかったのです。観終わっての感想をひと言でまとめるなら、「フレンチトーストはズルい」に尽きます。……いやもう、確かに傑作でした。
とまあ、映画そのものには大満足なのですが、上映館であるTOHOシネマズ六本木ヒルズの手際の悪さには呆れるばかり。開場をアナウンスしたのに、スクリーンの扉を開けず、札さえ“Closed”の面を向けたままにしているし、通常とは違う経路を辿らねば入れないスクリーンなのにまともな案内すら掲げていない。来るたびに目配りの行き届いていないところを見つけてしまうので、正直いい気分で観られません。午前十時の映画祭や各種イベント上映があるとか、たまたまスケジュール上都合が良かった、とか理由がない限り、わざわざ訪れる気がしない劇場になってしまいました。六本木という土地の優位性に甘えすぎてるんだよなぁ……。
映画自体は素晴らしかったので、とりあえず充実した気分で劇場を出ると、最近よく訪れるうどん専門店で昼食を摂り、そのあと日比谷に立ち寄って、土曜日鑑賞する作品のチケットを押さえてから帰宅。
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